カナダ/アメリカの歌手で作曲家のビバリー・グレン=コープランドが、約20年ぶりのニューアルバムを発表しました。『The Ones Ahead』は7月28日にTransgressiveから発売されます。直近のソロ・リリースは2004年の『Primal Prayer』だが、2020年には『Transmissions』を共有している。『The Music of Beverly Glenn-Copeland』は、ライブ演奏やアーカイヴ録音を含む優れたコンピレーションです。
『The Ones Ahead』は、インディゴ・ライジングをバックバンドに迎え、ジョン・ハーバーマンがプロデュースして録音された。トランスの先駆者であり、熱心なスピリチュアリストでもあるビバリーは、「古い世界が崩れ去る中、新しい世界が生まれるのを待っているのです。私たちのさまざまな力が必要とされているのです。まだ来ていない人たちの世代が、私たちを呼び寄せているのです」
ニューアルバムからの最初のシングルは、ポリリズムのパーカッションと暖かいボーカルで高揚感を与える「Africa Calling」です。
「80年代、私はDidoという西アフリカの太鼓の名手と共演する機会に恵まれました。このドラムの伝統の美しさは、『アフリカ・コーリング』の中で探求されています」と、ビバリーは話してくれました。
「長年にわたり、多くの会話をする中で、私は、アフリカン・ディアスポラの他の多くのメンバーと、定義できない、名前のない感覚、つまり天職を共有していることを理解するようになりました。悲しみと同時に、大西洋を横断する奴隷貿易の時代に家系が引き裂かれ、隠されてきた自分たちのルーツを知りたいという切望がある。植民地主義のしがらみにとらわれた世界で、この何世代にもわたる切望に耳を傾ける必要があるのは、私一人ではないことを私は知っています」
「Africa Calling」
Beverly Glenn-Copeland 『The Ones Ahead』
Label: Transgressive
Release: 2023/7/28
Tracklist:
1. Africa Calling
2. Harbour (Song For Elizabeth)
3. Love Takes All
4. People Of The Loon
5. Stand Anthem
6. The Ones Ahead
7. Prince Caspian’s Dream
8. Lakeland Angel
9. No Other