©︎Kyle Burger |
ニューヨークのベースメントロックバンド、Geeseが6月23日にPartisan/PIASより発売される次作アルバム『3D Country』の3rdシングル「Mysterious Love」を公開しました。各種ストリーミングはこちら。
「この曲は、12個の90年代のロックの決まり文句を、1つの小さなオーバープロデュースのパッケージに混ぜたものだ」と、フロントマンのCameron Winterは声明で説明している。
「前半と後半のムードのコントラストが好きなんだ。でも、ある日、マックス(ドラムのバシン)がドラムを叩き続けて、2分間、同じエンディングを叩き続けたんだ。レコーディングのときは40曲くらいあったんだけど、レーベルからカットしてくれと懇願されてね。交渉の末、結局15曲くらいになったよ」
新曲のリリースと同時に、リリックビデオが公開されていますので下記よりご覧下さい。また、本日、23:00よりバンドとJames Fordが監督したミュージックビデオが公開されますので、お楽しみに。
バンドのフロントマンのキャメロン・ウィンターはニューアルバム『3D Country』について以下のように説明しています。
歌詞は、西部開拓時代にサイケデリックを使ったカウボーイが、脳を永遠に焼き尽くすという話なんだ。
最初はコーマック・マッカーシーの小説に出てくるような、ストイックで男らしいキャラクターを想像していたんだけど、だんだん解き明かされて、古代ローマや万里の長城で自分の過去の生活を見てしまう。最終的に彼は自分自身を見つけ、祝祭的なものに変わります。この厳格な個人と、心を揺さぶる超次元的な体験を対比させるというアイデアが気に入ったんだ。
同様に、音楽は、多くの異なるカントリーリック、ゴスペル的なコール&レスポンスパートなどのアマルガムであり、通常私たちがやらないようなことを、この質感のある、奇妙でサイケデリックなレンズを通して押し出したかった。
ヴァースにある1つのグルーヴを中心に10分間ジャムり続け、その後、30秒間のベストな部分を取り出して、すべてをまとめました。オリジナル・バージョンは2倍以上の長さがあり、ライブで演奏するときやミュージックビデオに登場する曲のバ ージョンでは、よりクレイジーなセクションを復活させています。