King Gizzard & The Lizard Wizard |
先日の予告どおり、オーストラリアのロックバンド、King Gizzard & The Lizard Wizardが新しいアルバム『PetroDragonic Apocalypse』を正式に発表しました。
これまでサイケロックバンドと称されてきたキング・ギザードが明確にヘヴィメタルへと舵取りを果たした作品です。おそらくリリース史上最も長いタイトルと思われる『Dawn of Eternal Night: An Annihilation of Planet Earth and the Beginning of Merciless Damnation』(通称: 惑星地球の消滅と無慈悲な天罰の始まり)は、KGLWから6月16日に発売となります。
2019年のアルバム『Infest the Rats' Nest』と同様、オーストラリアのバンドがメタルの領域に飛び込む様子が描かれています。
「ラッツ・ネストを作ったときは実験的な感じがした」とバンドリーダーのステュー・マッケンジーは述べています。「例えば、『これは私たちの中にはこの音楽を聴いて育ったけど、これまで本気で演奏する勇気も自信もなかった。だから試しにやってみよう、何が起こるか見てみようじゃないか』みたいな感じだ。あのアルバムを作ったとき、「くそー、なんでこれをやるのにこんなに時間がかかったんだろう?」って思ったけど、あの音楽を演奏するのは本当に楽しいし、ライブで演奏するととてもうまくいった。だから、私たちは常に別のメタルレコードを作ることを念頭に置いていました」
「昨年、『Ice, Death, Planets, Lungs, Mushrooms And Lava』のアルバムを制作したのと同じ方法でこの作品に取り組みました」とマッケンジーは語る。 「私たちは毎日曲を書きましたが、リフも曲もアイデアも何もない状態で練習場に入り、ゼロから始めました。そして、私たちはジャムをして、すべてを録音し、そこから曲をつなぎ合わせました。私は曲が語るストーリーを大まかに描き、7つの曲のタイトルに分割し、曲の中で何が起こるかを短い段落で書きました。私たちは記録を逆に作ってしまったのだと思います」
叙情的なテーマに関しては、現代の環境問題とファンタジーや伝承の要素が混ざり合っています。 「現実世界で物語を始めて、それを地獄に送りたかったのです」とマッケンジーは述べています。 「これは人類に関するものであり、地球に関するものですが、魔女やドラゴン、そしてたわごとについてファンタジックに描かれています」
そのすべてが、以下でご覧いただける壮大な「Gila Monster」のミュージックビデオで明らかになります。
「Gila Monster」