ロンドンの実験音楽のデュオ、MARMOは2ndアルバム『Epistolae』のリリースを発表しました。新作は7月7日にUtterからデジタル(Bandcamp)とVinyleで発売されます。先行シングルには抑えがたいような鋭い才覚が迸っている。2023年度のアンダーグラウンドシーンのエレクトロニックの重要作となる可能性有り。最初の先行シングル「Sacrificio equated」を以下よりご視聴下さい。
MARMO(マルモ)は、Christian Duka (クリスティアン・デュカ: Vādin / Amoenus) と Marco Maldarella (マルコ・マルダレッラ: Sinestesie) の共同プロジェクトで、友情と音楽制作への情熱の共有から生まれた。10年近く前にメタルバンドのギタリストとシンガーとしてキャリアをスタートした2人は、アンビエントとダンスミュージックの間に位置するエレクトロニックミュージックの様々なフレーバーを経て、Utterから初のアルバムとなる本作で独自の美学に到達しました。
ラテン語で「書かれた手紙」を意味する「Epistolae」は、COVID-19のパンデミック時にロンドンとボローニャの間で制作された。MARMOにとり、このアルバムは友情への賛歌であり、孤立した分離の時代につながりを保つための方策を意味する。各トラックは、順番に互いのトラックへ無理なく流れていきます。
このアルバムは、1つの連続する音楽体験として考えられており、まさに「音とも称することが出来る。アンビエントテクスチャーがパーカッションのクラッシュ音に変わり、囁きや話し言葉が混在し、ダウンテンポ、ダブ、ブレイク、テクノ、トライバル・エレクトロニカの影響を受けたリズムが刻まれ、感情を共通項とする、うねるような電子音のコラージュが組み上げられていく。
MARMO 『Epistolae』
Label: Utter
Release: 2023/7/7
Tracklist: