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Speedy Ortiz(スピーディー・オルティズ)は、近日発売予定のアルバム『Rabbit Rabbit』に収録される新曲「Plus One」を発表した。
バンドは以前、シングル「Scabs」と「You S02」を発表している。「Plus One」は、監督ディラン・マーズ・グリーンバーグによるミュージック・ビデオも公開されています。
この新曲について、サディ・デュプイは声明でこう語っている。
ツアーは大好きだけど、仕事中毒になることは、自分の気持ちを抑えるのに便利な方法だった。パンデミックでは、虐待を受けた家族との疎遠を反芻している自分に気づいた。私は曲作りを通して他の暴力体験を処理してきたが、『Rabbit Rabbit』まではこうした記憶に触れることはなかった。セラピーや曲作りの中で古いトラウマに取り組むことができたことで、他の場所での境界線がはっきりし、搾取的な人間関係から前に進むことができるようになった。
それが『プラス・ワン』であり、悲しいアコースティック・ワルツとしてすぐに生まれた。私は引っ越しの途中、誰もいないリビングルームの床に座っていて、むき出しの環境が限界の暗さを加えていた。プリプロダクションのために戻ったとき、私の頭の中にはテキサスのポスト・ハードコアがあったので、ティーン時代に私にインスピレーションを与えてくれたバンド、アット・ザ・ドライブインとトレイル・オブ・デッドを意識してみた。
「Plus One」
ディラン・マーズ・グリーンバーグ監督と一緒にビデオを作ったんだけど、彼のキャンピーさとB級映画の専門知識は、バンドのとてもキャンピーなビデオグラフィにぴったりだった。私たちはホラー映画へのオマージュは数多く手がけてきたけど、オールドスクールな怪獣映画へのオマージュは初めてだった。ディランのペットのウサギのブードゥーは、完璧なゴジラサイズのスターだった。
Seedy Ortizのニューアルバム『ラビット・ラビット』はワックス・ナインより9月1日発売予定。