本日、Hollie Cook(ホリー・クック: Sex Pistolsのポール・クックの娘)が、高名なトロンボーン奏者、作曲家、プロデューサーのロージー・タートンをフィーチャーした「Golden Dub」公開した。ファースト・シングル「Kush Dub」に続くニューシングルだ。
この曲は、ホリー・クックが8月11日にリリースする『Happy Hour in Dub』からのセカンド・シングルである。このアルバムは全収録曲にDubというサブタイトルが付くとおり、生粋のダブ・アルバムとなっている。南国気分はもちろん、また、原曲のアレンジそのものの魅力も味わえるに違いない。このジャンルのファンにとってはコレ以上のご褒美は存在しないはずだ。
さて、公開となった「Golden Dub」は、ボンド・テーマに影響された 「Gold Girl」をさらにドラマチックにし、ストリングスとタートンのトロンボーンを前面に押し出し、クック自身の伸びやかなヴォーカルがその名を冠したファム・ファタールをさらにミステリーに包み込んでいる。
『Happy Hour in Dub』は、絶賛されたホリーの2022年発表のアルバム『Happy Hour』と対になる天国のようなダブ・ヴァージョンのセットだ。2012年以来となる彼女のフル・ダブ・アルバム『Happy Hour in Dub』は、オリジナル・アルバムの魅力的でモダンなラヴァーズ・ロックをよく聴くことによって生まれた。
ホリーは今月末、ピーターバラで開催されるシークレット・ガーデン・パーティー2023を皮切りに、イギリスのフェスティバル・シーンに登場する。9月には、2018年以来初めてアメリカを訪れる予定だ。詳細はMergeの公式サイトを参照のこと。
「Golden Dub」