Lol Tolhurst & Budgie & Jacknife Lee   新作アルバム『Los Angels』を11月3日にPIASからリリース 

 

©︎Louis  Rodiger

 

The Cureのドラマー、ロル・トルハースト、Souxsie And The Bansheesのドラマー、バギー、そして、プロデューサー、ギャレット・"ジャックナイフ"・リーが共同名義でデビューアルバム『Los Angeles』を発表した。全13曲収録のアルバムは11月3日にPlay It Again Samから発売される。U2のエッジ、Modest Mouseのアイザック・ブロック、Primal Screamのボビー・ガレスピー、IDLESのマーク・ボーウェンなど豪華ゲストが参加している。


さらにLCD Soundsystemのジェームス・マーフィーのヴォーカルが入ったファースト・シングルとタイトル・トラックがジョン・リワグ監督のビデオと共にリリースされた。ニューシングルのストリーミングはこちらから。


伝説的なポスト・パンクやゴス・シーンにいた頃からの友人で、ポッドキャスト「Curious Creatures」の共同ホストでもあるトルハーストとバジーは、2018年12月にロサンゼルスで会った後、音楽を共同制作する計画を思いついた。数ヵ月後、モトリー・クルーのトミー・リーの家でのジャムを含む2回のセッションの後、彼らはリーに援助を求め、リーは全面的にやり直すよう忠告した。

 

「ロルはとても水平主義者なんだ。彼は自らを現実主義者と呼ぶが、私はとてもせっかち。ギャレットは彼の相談室で、その2つの橋渡しをしているようだった」


インストゥルメンタル・アルバムとして形になり始めたものが、2020年初頭のCOVID-19パンデミックの始まりとともに、新たな展開を見せた。その後、彼は他の歌手仲間にも声をかけ、最終的にガレスピー、ブロック、ロニー・ホリーらが参加することに。


トリオは将来、何らかの形でライブイベントを行いたいと考えており、トルハーストは9月26日に2冊目の著書『GOTH: A History』も発売する予定だ。書籍では、ザ・キュアー、スージー&ザ・バンシーズ、バウハウス、ジョイ・ディヴィジョンなど、80年代以降のミスフィッツに避難場所を提供したゴシックの文脈におけるクリエイティブな巨人らを探求しているという。アルバムジャケットに関しても、ゴスの概念を継承したモノクロトーンとなっていてかなり魅力的である。

 

 「Los Angels」




Lol Tolhurst/ Budgie/ Jacknife Lee 『Los Angeles』



Label: PIAS

Release: 2023/11/3


Tracklist:


1.This Is What It Is (To Be Free) [with Bobby Gillespie]

2.Los Angeles [with James Murphy]

3.Uh Oh [with Arrow de Wilde and Mark Bowen]

4.Ghosted at Home [with Bobby Gillespie]

5.Train With No Station [with The Edge]

6.Bodies [with Lonnie Holley and Mary Lattimore]

7.Everything and Nothing

8.Travel Channel [with Pam Amsterdam]

9.Country of the Blind [with Bobby Gillespie]

10.The Past (Being Eaten)

11.We Got To Move [with Isaac Brock]

12.Noche Oscura [with the Edge]

13.Skins [with James Murphy]