ロンドンのエレクトロニック・トリオ、PVAがドイツのReeperbahn Festivalが主宰するセッションに登場し、デビュー・アルバム『BLUSH』から2曲を披露したほか、Clack Croud’sのカバー「Drab Measure」を披露した。デビューアルバム『BLUSH』はDORK誌が満点をつけて高評価している。また当サイトでもWeekly Music Featureとして紹介し、満点をつけている。このライブセッションの模様はサブスクリプションでもリリースされている。パフォーマンスの模様は下記よりご覧下さい。
ダークな雰囲気を封じ込めたサウンドでありながら、無条件にキャッチーであるPVAは、エレクトロクラッシュとEBM、アシッド・ハウスとパンク、ダンスフロアとヘッドスペースを調和させた音楽を創り出す。それどころか、デビュー・アルバム『BLUSH』以来、ロンドンの3人組は、一見相反する要素を難なく融合、発展させる独自の音楽的なボキャブラリーを確立してきた。その結果、都会的でありながら不吉な、まるで2033年から直接送られてきたかのようなインダストリアルなサウンドを生み出している。
REEPERBAHN FESTIVAL COLLIDEでは、PVAサウンドをオーディオ・ビジュアル体験に変換し、アーティストのミシェル・ボッカーによる脈動するビジュアルを通し、音と映像が巨大なLEDウォール上で融合する。幾何学的なヴィジョンは、アンダーグラウンド・カルチャーや「BLUSH」のジャケット・アートワークの要素にインスパイアされた、より流動的な要素と融合する。
PVAは、デビュー・アルバムからの2曲「Bunker」と「Kim」を披露し、クラック・クラウドのカヴァー「Drab Measure」は、オマージュであると同時に、グループの音楽的特質をすべて融合させた完全オリジナル作品となる。ひとつはっきりしていることは、PVAの現代的なプロダクション・トリックと奔放な実験への愛は、視覚的にも聴覚的にも、いかなる慣習にも縛られないということだ。
Reeperbahn Festivalは、ヨーロッパ最大のクラブ・フェスティバルであり、国際的なポップカルチャーと音楽業界のためのヨーロッパ最大のプラットフォームである。2006年以来、毎年9月20日から4日間にわたり開催される、ドイツのハンブルクにあるレーパーバーンは、国際的な音楽界の中心地で、アーティスト、一般市民、業界関係者、社会が持続的に交流する場となっている。カンファレンスのプログラムは、世界中の音楽業界のあらゆる分野からプロの来場者を対象として開催される。
「Bunker」
「Kim」
「Drab Measure」