The Bandのリード・ギタリスト、ロビー・ロバートソンが80歳で死去


ザ・バンドのリード・ギタリスト、ソングライターとして知られるロビー・ロバートソンが80歳で亡くなった。彼のマネージメントからの声明によると、ミュージシャンは長い闘病生活の末、ロサンゼルスで亡くなった。


「ロビーは、妻のジャネット、前妻のドミニク、彼女のパートナーであるニコラス、子供のアレクサンドラ、セバスチャン、デルフィン、そしてデルフィンのパートナーであるケニーを含む家族に囲まれて息を引き取りました。「献花の代わりに、遺族はグランド・リバーのシックス・ネーションズの新しい文化センター建設を支援するための寄付をお願いしています」


ジェイミー・ロイヤル・ロバートソンは1943年7月5日に生まれ、オンタリオ州トロントの南西にあるシックス・ネーションズ保護区で育った。幼い頃から音楽に惹かれ、14歳で巡回カーニバルで働き始め、後に見世物小屋でアシスタントを務めた。


16歳でロニー・ホーキンスと彼のグループ、ホークスに加入し、ドラマーのレヴォン・ヘルム、キーボーディストのリチャード・マニュエル、オルガン奏者のガース・ハドソン、ベーシストのリック・ダンコとともにギターを弾いた。


1964年初めにホーキンスと別れた後、ホークスはボブ・ディランのバック・バンドとして起用され、彼の後を追ってニューヨークのウッドストックに行き、そこで後に『ベースメント・テープス』として知られる作品や1968年のデビュー作『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』をレコーディングした。


ロバートソンは、'The Weight'、'The Night They Drove Old Dixie Down'、'Up on Cripple Creek'など、バンド最大のヒット曲のいくつかを作曲したことで知られている。ロバートソンは、10枚のスタジオ・アルバムと9枚のライヴ・アルバムを含むバンドでの活動に加え、ソロ・アーティストとしても6枚のLPを録音している。


1976年の感謝祭の日、バンドは最後のパフォーマンスを行い、その様子はマーティン・スコセッシ監督の『ラスト・ワルツ』に記録されている。


ロバートストンは『キング・オブ・コメディ』、『カジノ』、『ギャングス・オブ・ニューヨーク』、『シャッター アイランド』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の音楽監督を務めた。また、今年公開予定のスコセッシ監督の新作『花月の殺人者たち』の音楽も担当している。