Fiddlehead 『Death is Nothing To Us』の最終シングル「Fifteen to Infinity」を公開 明日、新宿ACBで来日公演の予定

©Pooneh Ghana

 

今週金曜日(8月18日)にリリースされるニュー・アルバム『Death Is Nothing to Us』に先駆けて、ボストンのハードコアバンド、フィドルヘッド(Fiddlehead)が最終シングルをドロップした。

 

「Fifteen to Infinity」は、ギタリストのアレックス・ヘネリーが監督し、シンガーのパトリック・フリンと現在の妻との関係にインスパイアされたミュージック・ビデオが公開されている。視聴は以下から。


ビデオについて、監督のアレックス・ヘネリーはこう説明している。


「この曲がラブソングであることは分かっていたので、パトリックに彼と今の奥さんとの具体的な昔の思い出があるかどうか聞いてみたんだ。10代の頃、廃墟に忍び込んだり、崖から飛び降りたりして楽しんでいたそうだ。そこには、ボニーとクライドのような夫婦のビデオを作りたいという私の興味をかき立てる何かがあった。それは、一緒にテレビを見ているような単純な関係の瞬間でさえ、特別で『天国』のようなものだという曲の原案とは対照的だ。私はこの2つの瞬間を両立させたかった。一方が他方より特別なわけではないんだよ」


「このミュージック・ビデオはロサンゼルスの郊外で撮影したんだけど、めちゃくちゃ暑くて、使った車にはエアコンがなかったんだ。私の役者であるジャックとケイリンは素晴らしく、完全にキャラクターになりきっていて、全体がとても自然に感じられた。彼らとは一日中一緒に仕事をした後、帰り道で話をしたんだけど、彼らはビデオの監督や撮影もやっているんだ。彼らは僕らのセカンド・シングル「Sleepyhead」のビデオを作ることになったんだ。また、不思議なことにビデオが完成した日、友人のレミーにカットを見せたんだ。そしてその夜、実はその車は盗まれていて、警察が回収していた。ロシアのパスポートが無造作に金属類と一緒に後ろから見つかったんだ。なぜ、こんな話をしたのかわからないけど、適切だと思ったんだ」


この曲と共に、フィドル・ヘッドはUKデビューとなるMSPAINTのサポートによるUKツアー日程を発表しました。明日、8月16日には新宿ACBで来日公演を行う予定です。


「Fifteen to Infinity」