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Lol Tolhurst & Budgie & Jacknife Lee(The Cureの創始者ドラマー、ロル・トルハースト、Siouxsie & The Bansheesのドラマー、バギー、プロデューサー、ジャックナイフ・リーによるプロジェクト)は、最新曲「Ghosted at Home」に参加した。
トリオは以前、LCD Soundsystemのジェームス・マーフィーをフィーチャーした次作アルバムのタイトル・トラック「Los Angeles」を発表している。今週、公開された「Ghosted at Home」は、ジュリアン・ガブリエル・ベンダニャ監督によるビデオ付き。
「もしセルジュ・ゲンスブールとCanが僕らと一緒に演奏していたら、ポランスキーの『反撥』をサウンドトラックにしようとしたろう。私たちはグルーヴを得て、その上で即興演奏し、この曲に行き着いた。私たちは閉所恐怖症のような感覚を目指していたのですが、ボビーは私たちがトラックを送ったときにそれを巧みに拾い上げてくれた。これは、私たちがこのアルバムでコラボレーターたちと、時には離れ離れになっていた。にもかかわらず、いかに同調していたかを示すもうひとつの例となるでしょう」
ロル・トルハーストは、以下のようにコメントしている。「”Ghosted at Home"で最初に聴こえる音は、ヨセミテの神聖な場所で一緒に作った最初のレコーディングでもあり、この音には、私たちが作っている音楽に対するすべての希望と期待が込められている。森で最初に演奏した楽器が、最も古くからあるドラムだったのは、レコードを作るのにふさわしいと思った」
「"人生において、誰かが自分の物語を語るのを聞いて、それを自分自身の物語であると認識することは稀なことだ。その物語が、複雑で危険で、心理的にダメージを与えるような人間関係に関連している場合は、さらに稀である。このような共感を呼び起こすのは、おそらく偉大な作詞家・作曲家の才能であり技術なのだろう。ボビー・ガレスピーはそのような作家の一人なんだ」
ニューアルバムはゴシック的な概念に縁取られたトリオのクラウト・ロックへのオマージュが捧げられている。ニューアルバム『Los Angeles』は11月3日、Play It Again Samよりリリースされる。
「Ghosted at Home」