Wild Nothing、ニューシングル「Suburban Solutions」をリリース 

 


妻のダナとモリー・バーチを合唱団に見立て、Wild Nothingのジャック・テイタムは自己改善を訴える。AOR/ソフトロックの懐古感に溢れるニューシングルだ。


ジャック・テイタム自身が育ったバージニア州の郊外で撮影された「Suburban Solutions」のビデオは、テイタムとユミ・ゾウマのジョシュ・バージェスが監督を務め、テイタムが子供を産んだ後に経験した絶え間ないキャンペーンを風刺している。


このシングルと同時に、テイタムはニューヨークのフィンガー・レイクスにある自然派ワイナリー、オスモート・ワインズとの独占契約も発表している。このワインは、乳白色のクリアと黒のスプリット・ヴァイナルにLPとバンドルされる。


「BlackbookとOsmoteと提携し、私のニューアルバム『Hold』にインスパイアされた限定ボトルを作ることができて、本当に感激している。セルジオとベンはふたりとも自分たちの仕事にとても情熱的で、このパートナーシップが私の膝の上に降りてきたとき、私が愛している他の何かをみんなに知ってもらう特別な機会だと感じた」とテイタムはこのコラボレーションについて語っている。


「オスモートのリースリングとブラックブックのスパークリング・セイヴァル・ブランを選んだのは、彼らがやっていることをとてもよく表しているからというだけでなく、私がディナーに出かけたり、友人を招いたりするときに、自分でも手を伸ばしたくなるような爽やかでドライなワインだからだ。ホールドのアルバム・アートをデザインしたイアン・ミラーが、このラベルもデザインしてくれた」


アルバムには、キャプチャード・トラックスの新旧のレーベルメイトらが揃い踏みしている。モリー・バーチ、ベッカ・マンカリ、ビーチ・フォッシルズのトミー・デヴィッドソン、ハッチー、彼の妻ダナが参加し、ジェフ・スワン(キャロライン・ポラチェック、チャーリーXCX)がミックスを担当した『Hold』は、Wild Nothingにとって5年ぶりのニュー・アルバムであり、2010年のデビュー作『Gemini』以来初のセルフ・プロデュース作品となった。先行シングルとして「Headlights On」がリリースされている。アルバムは10月27日に発売予定。


「Suburban Solutions」