NYのインディーコレクティヴ Michelle 新作EP『Glow』の制作を発表

 


ニューヨークを拠点とするインディー・コレクティヴ、MICHELLEが新作EP「GLOW」を発表した。

 

コレクティブとは、バンドとは異なり、音楽のグループを意味する。三、四人のメンバーにとどまることはほとんどなく、5人以上で活動することがほとんど。他にも、シカゴの森本仙もソロ名義ではありながら、ライブ自体はコレクティヴ形式である。つまり、コレクティヴというのは、音楽という共通の言語を通じて、パフォーマンス的なことを行う集まりのことを指す。現在、最もホットなNYのコレクティヴ、ミシェルの「GLOW」はアルバム「AFTER DINNER WE TALK DREAMS」に続く作品で、Transgressive Recordsから近日リリースされる。

 

今回ご紹介するEPのタイトル・トラック「GLOW」は、バンド・メンバーのジャミー・ロッカードがソフトに歌い上げるナンバーだ。この曲は、弾むような自由な白熱感で部屋を満たす。バンドのベース、シンセ・キーボード、ドラムがゆっくりと加わり、曲はクレッシェンドし、柔らかな輝きのオーラを生み出す。このトラックは、バンドのエマ・リーが振り付けを担当した、6人のメンバーが故郷の街や公園で踊るビジュアルが付随している。「AGNOSTIC」は、アコースティック・ギターの音色を取り入れた曲で、集団のトーンが変化している。この新しいシングルは、彼らの洗練された作曲と音楽スタイルが次のEPに反映されることを予感させる。



生まれも育ちもニューヨーカーのMICHELLEは2018年に結成され、ソフィア・ダンジェロ、ジュリアン・カウフマン、チャーリー・キルゴア、レイラ・クー、エマ・リー、ジャミー・ロッカードで構成されている。POCとクィアが主体のこの集団は、6人の間で脚本と制作グループをミックス&マッチさせている。


「GLOW」

 

 「Agnostic」