Atomosphere |
ミネアポリスのラップ・デュオ、米国中西部のアンダーグランドヒップホップの担い手であるAtmosphereが新作『Talk Talk』EPを12月1日にリリース。Ant/Slugは、デュオとして長い期間活動し、これまで20作ものアルバムをリリースしている。デュオは今年、『So Many Other Realities Exist Simultaneously』を発表後、リイシュー「Sad Clown,Bad Dub」をリリースした。
最新作『Talk Talk EP』では、ミネアポリスのレジェンドが時空の糸を飛び越え、スラッグとアントが彼らの青春の礎となったエレクトロ・ラップの巨人となった場所を掴んでいる。クラフトワークやエジプシャン・ラヴァーのようなアーティストを呼び起こすことで、アトモスフィアは40年前の未来のヴィジョンを再び新しいものに見せている。
『Talk Talk EP』の始まりは、『So Many Other Realities Exist Simultaneously』に収録された同名の曲のセッションだった。リフター・プラー出身のバット・フラワーとのコラボレーション曲「Talk Talk」は、エレクトロ・クラシックと並んで、不気味の峡谷に存在し、そこはかとなく異質でありながら深く人間的な、ナイトクラブへと直結している。
この曲の仕上がりに魅了されたスラッグとアントが、このサウンドをより長く探求するために再び訪れ、魅惑的な結果をもたらした。脈打つ「Rotary Telephone」では、テレビのアンテナが私たちの世界とは少しずれた世界に向いているようで、スラッグの奔放なヴォーカルと曲の教えられた構成との間の緊張感が、曲の内容と完璧にマッチしている。そして "Hear Hear "では、人間的なつながりを作ろうと奮闘する姿を垣間見れる。
Atomsphere 『Talk Talk』EP
Tracklist:
1.Wetter
2.Attachings
3.Rotary Telephone
4.Don't Mind Me
5.Where I'm/You're At
6.Talk Talk (feat. Bat Flower)
7.Hear Hear (feat. Bat Flower)
8.Hello Pete (feat. Buck 65 and Kool Keith)
9.Make Party Politics
10.Travelling Forever