ケイト・ブッシュ、バックカタログをフィジカル盤としてリイシュー



ケイト・ブッシュが驚異的なカムバックを記念して、彼女のアルバムをフィジカル・フォーマットでリイシューする。


この謎めいた英国人シンガーのレーベル、フィッシュ・ピープルは、全英No.1の『ハウンズ・オブ・ラヴ』、『ネヴァー・フォー・エヴァー』、『ザ・ドリーミング』、デビュー作『ザ・キック・インサイド』を含む10枚のスタジオ作品と、リミックス・アルバム『ディレクターズ・カット』を含む、彼女のリイシュー・アルバムの「アンリミテッド・エディション」を発売する。


「独立系レコード店向けのカラー・ヴァイナルを含め、これらの新しいヴァージョンをまとめるのはとても楽しかった」とブッシュは声明でコメントしている。


「"セット "としてデザインされている。レコードでリリースされたアルバムの物理的な存在に対する評価が復活しているのを見るのは、とてもエキサイティングなことだ。特に10代の頃はそうだった。レコード店の賑わいは経験の一部だった。アルバムを買うことは一種のイベントだった」


「アルバム、音楽、アートワークが現実世界に存在するとき、それを所有する人の間に起こる特別な感情的なつながりがあります。それは、私たちがユニークな方法で大切にできるものです」


今回のリイシューは、ブッシュの全音楽作品が4つのボックス・セットにわたってヴァイナルでリリースされた2018年のキャンペーンによるリマスター音源をフィーチャーしており、これまでワックスにプレスされたことのなかった楽曲も含まれている。


このリリース・キャンペーンは、近年のブッシュのスリリングな復活を象徴している。ストレンジャー・シングス』の第4シーズンに後押しされ、ブッシュの1985年のヒット曲「Running Up That Hill (A Deal With God)」は再びチャート現象となった。


2022年半ばまでに、彼女はホット100ソングライターズ・チャートで1位を獲得し、この曲はオーストラリアとイギリスで何週も1位を記録し、イギリスの公式シングル・チャートで首位を獲得した史上最高齢の女性アーティスト(63歳11ヶ月)に選ばれた。今週金曜日(11月3日)、ブッシュはディズニー+で生放送されるセレモニーでロックの殿堂入りを果たす。


「これらのリイシューを楽しんでほしい」とブッシュは書いている。「このリイシューには多大な配慮と思いが込められている」