テネシー/ナッシュビルのハードコアバンド、Snõõperが新曲「Company Car」をbandcamp限定でリリースした。
Snõõperは今年7月に、Third Manからデビュー作『Super Snõper』をリリースしている。ライオット・ガールの系譜に属するパンクサウンドをガレージ・ロックと結びつけ、コアなパンクファンの間で一躍有望視されるようになった。デビューアルバムの収録曲「Investory」では、オレンジカウンティの最初のパンクバンド、Middle ClassやワシントンDCのストレイト・エッジに近いハードコア・ナンバーを披露している。ライオット・ガール・パンクがバンドの最大の持ち味であるが、一方で、ガレージ・ロックのような荒削りな質感も彼らのサウンドの醍醐味の一つだ。
今回発表されたニューシングル「Company Car」では、Circle Jerks,Xを始めとするカルフォルニアのパンクのカルト性を継承している。
ナッシュビルの新世代のパンクバンドは新曲で新たにトリッピーなシンセを飛び道具として追加し、ノイズというフィルターを通じてポスト・パンク的なサウンドに挑戦している。ボーカルやコーラス前のめりな勢いがあるため、彼らの持ち味であるスピード感満載のシングルとなっている。