ポール・マッカートニー&ウイングスの代表的アルバム『バンド・オン・ザ・ラン』の50周年記念エディションが発表

 


MPLとUMeは、ポール・マッカートニー&ウイングスの代表的アルバム『バンド・オン・ザ・ラン』の50周年記念エディションを発表した。


グラミー賞を何度も受賞したこのアルバムのオリジナルは、1973年12月に発売された。不朽のタイトル曲「Jet」、「Bluebird」、「Let Me Roll It」、「Picasso's Last Words (Drink to Me)」、そしてクローズ曲「Nineteen Hundred and Eighty Five」を収録した『Band on the Run』は、間違いなくウイングス史上最も成功し、名高いリリースである。


『バンド・オン・ザ・ラン』50周年記念エディションは、エッセンシャルな1LPから始まり、様々なフォーマットで発売される。この特別盤は、ロンドンのアビイ・ロード・スタジオでマイルズ・ショウエルが1973年のオリジナル・マスター・テープを高解像度トランスファーし、ハーフ・スピードでカッティングされた。シングル盤のアルバム構成は、「Helen Wheels」をフィーチャーしたUS盤のトラックリストを反映しており、リンダ・マッカートニーのポラロイド・ポスターが付属する。



バンド・オン・ザ・ラン(アンダーダブド)』は、バンド・オン・ザ・ランの9曲の名曲を、初めてオーケストラのオーバーダブなしで収録したもので、デジタルで入手できる。未発表のラフ・ミックスは、1973年10月14日にAIRスタジオでピート・スウェッテンハムのアシストにより、ジェフ・エメリックによって制作された。トラックリストは、MPLアーカイヴで発見されたオリジナルのアナログ・テープに忠実に再現されている。


アンダー・ダビング」バージョンについてポール・マッカートニーはこう語っている:「これはバンド・オン・ザ・ランなんだ。曲を作るときに、ギターを1本追加するなどの追加パートを加えるのはオーバーダブだ。このアルバムのヴァージョンはその逆で、アンダーダブなんだ」。


バンド・オン・ザ・ラン』は、ジャイルズ・マーティンとスティーヴ・オーチャードが新たにミックスしたドルビーATMOSでも初めて聴くことができる。


未発表の "Underdubbed "ミックスを収録した『バンド・オン・ザ・ラン』50周年記念エディションは2月2日発売。