ブラーのデーモン・アルバーンが今年一年を総括 美しい成功とする



2023年は、デーモン・アルバーンをはじめバンドメンバーがニューアルバムと一連のパフォーマンスのためについに再結集し、ブラー、もちろん彼らのファンにとっても記念すべき年となった。現在、すべてのライブ日程が終了し、新しい計画もないことから、アルバーンはバンドの再結成を「美しい成功」と表現している。


新作アルバム『The Ballad Of Darren』をリリースし、一連のライブ日程とフェスティバルへの出演を終えた今、アルバーンはフランスの出版社、Les Inrockuptiblesに今年の評価を与えた。彼はカムバックを「美しい成功」としながらも、現時点ではこれ以上のブラーの活動は期待できないようだ。


「このキャンペーンを終わらせる時が来た。僕には荷が重すぎる。またこれらの曲を演奏し、彼らと時間を過ごし、アルバムを作り、ブラブラすることは正しいことで、非常に光栄なことだった」と彼は付け加えている。


「もちろん、もう二度とやらないとは言ってないし、素晴らしい成功だった。でも、過去にこだわるつもりはないんだ」とアルバーンは同誌に語り、しばらくの間、ブラーの再休止となる可能性を示唆している。


ブラーの最新アルバム『The Ballad of Darren』に対するアルバーンの考えでさえ、リリースに対してやや冷淡なようで、「もう聴いていないよ」とだけ言って、その話題を一蹴している。


2024年に関しては、アルバーンは 来年パリで上演されるオペラのような、より畑違いのプロジェクトに取り組んでいるという。それが終わったら、ゴリラズのファンは、彼が "ェイミー(ヒューレット)とインドに行って、ゴリラズの新しいアルバムの制作を始めることを喜ぶはず。


アルバーンは 「新しいこと」に集中しており、「一度オペラに取り組めば、他のことは簡単に思える」と付け加えた。


ブラーは11月にメキシコ・シティのCorona Capital、チリとアルゼンチンのPrimavera Soundフェスティバルに出演し、今年のツアーを終了した。


一方、NMEは、ブラーのギタリスト、グレアム・コクソンが、パートナーのローズ・エリナー・ドーガルと組んだバンド、The Weave(ザ・ウェイヴ)と共に、エルボーの2024年UKアリーナ・ツアーのオープニングを飾る予定だと指摘している。