ダブの先駆者の一人、Lee "Scratch" Perry の遺作『King Perry』が2024年2月2日にリリース


 

ダブの先駆者の一人、Lee "Scratch" Perry の遺作となるアルバム『King Perry』が、2024年2月2日にフォルス・アイドルからリリースされる。そのプレビューとして、グリーンティー・ペンをフィーチャーしたリード・シングル「100lbs of Summer」がTRICKYによるリミックスとともに本日到着した。


『キング・ペリー』は、85歳のペリーが2021年に亡くなる数ヶ月前に作曲、プロデュース、レコーディングした。レゲエのアイコンと英国を拠点とするプロデューサー、ダニエル・ボイルとの10年にわたるコラボレーションの最終成果である。

 

ダブの枠組みを広げ、新しいサウンドや実験を取り入れることを目指した2人のミュージシャンは、大西洋の反対側からファイルをやり取りすることからプロジェクトを始めた。やがて、このプロジェクトは、グリーンティー・ペン、ハッピー・マンデーズのショーン・ライダー、フィフィ・ロンなどがコラボレートした、ペリーのスタイルを讃えるフルレングスへと開花した。


アルバムの12曲の中には、グルーヴするビートに乗せられ、メロディックなホーンの挿入で彩られたレイドバック・チューンであるシングル曲「100lbs of Summer」と、ペリーのキャリア最後のレコーディングとなった「Goodbye」が収録。


『グッドバイ』について、ボイルはこう説明した。「不思議なことに、リーはクラシックの作曲家ヒューゴ・ベヒシュタインが手掛けたトラックの声を担当することになったんだ。彼の歌詞は、赤ちゃんに戻って生まれ変わることについて考えている。音楽が止まると、彼はただ『さよなら』というのさ」