ダーク・ミュージックのレコード・レーベル、The FlenzerがLowのトリビュート・アルバム『Your Voice Not Enough』を2024年にリリースすると発表した。発表文にはこうある。
『Your Voice is Not Enough』は、Planning For BurialのThom WasluckとThe Flenserとの会話から生まれたプロジェクトであり、Lowへの心からのトリビュートである。ローのディスコグラフィーのニュアンスに富んだ美しさに触発され、好きなアルバムのランキングを話し合うことから始まったこのプロジェクトは、私たちFlenserの緊密なアーティスト・グループと友人を集めた共同作業へと花開いた。
惜しむらくは、このコンピレーションがミミ・パーカーの悲劇的な逝去の前に形になったことだ。彼女の遺産に敬意を表し、このアルバムを彼女の思い出に捧げ、彼女が音楽界に残した深い影響を讃えたい。
このトリビュート・アルバムには、Cremation Lily、Holy Water、Midwife and Amulets、Drowse featuring Lula Asplund、Kathryn Mohr、Planning for Burial、Have A Nice Life、Allison Lorenzenなど、フレンザーのアーティストや友人たちによる8曲のカバーが収録されている。
公開された最初の曲は、アリソン・ロレンツェンによる、ローの1994年のデビュー・アルバム『I Could Live In Hope』の象徴的なオープニング曲「Words」の心を揺さぶる素晴らしいカバーだ。試聴は以下から。
ローのミミ・パーカーは2022年にガンで他界したが、それ以来カヴァーやトリビュートが続々と発表されている。彼女の夫でバンドメイトのアラン・スパーホークは、2月にニューヨークでゴッドスピード・ユー!ブラック・エンペラーのオープニングを務める。
Your Voice Is Not Enough:
1. Cremation Lily -''Weight of Water"
2. Holy Water - "Sunflower"
3. Midwife, Amulets - "Do You Know How to Waltz"
4. Drowse - "Hey Chicago (feat. Lula Asplund)"
5. Kathryn Mohr - "Cut"
6. Allison Lorenzen - "Words"
7. Planning for Burial - "Murderer"
8. Have a Nice Life - "When I Go Deaf"