ロンドンを拠点に活動するシンガーソングライター、Dana Gavanski(ダナ・ガヴァンスキー)が新作アルバム『Late Slap』の制作を発表。本作はフルタイム・ホビーから4月5日にリリースされる。
「このアルバムで、私は彼らを部屋に入れ、その奇妙さ--あるレベルでは、私たち全員が共有していると思う奇妙さ--を讃えるわ」
ダナ・ガヴァンスキーは、前作『When It Comes』の作曲中に(文字どおり)声を失った。『LATE SLAP』ではマジメなモードで、作曲と歌の両方で新たな自信とエネルギーを見せている。「強くなるためには、不快であることに慣れる必要があると気づいたのです」とダナは言う。
『Late Slap』は、マイク・リンゼイ(Tunng、LUMP)とガヴァンスキーのバンド(共同プロデューサーのジェームス・ハワードを含む)と共に、マーゲイトにあるプロデューサーのスタジオ、MESSで5日間かけてレコーディングされた。
「マイクは、私が探していたサウンドの奥行きを見つける手助けをしてくれるとわかっていた。彼は音の細部に驚くほどこだわりがあり、私たちは、以前のレコードで一緒に仕事をしたことがある」
『Late Slap』の作曲において、ガヴァンスキーは、慣れ親しんだものから新しいものへと切り替えた。従来のギターとヴォイスのアプローチではなく、Appleが提供する作曲ソフトウェア、”Logic Pro"の使い方をトレーニングした。
21世紀の生活は、矛盾と頭でっかちに満ちていて、信念を持って何かをするのは難しいかもしれない。当初は無限の可能性に圧倒され、ダナは様々な影響を受けた小さな音世界のデモやコラージュを作り始めた。ある時はオーケストラ・ポップ、アート・ロック、ニュー・ウェーブなど、(セルビア系の移民として)差異と多様性を受け入れた。
「ある種の作業方法に行き詰まったときはいつも、新しいことに挑戦し、違う方法で自分自身に挑戦することが助けになる。新しい楽器を習うときのようにね。ワクワクするし、完璧を求めなくなる」
アルバムのファースト・シングル「How to Feel Uncomfortable」は、エラ・マルゴリンが監督したミュージックビデオと同時公開された。プレスリリースの冒頭で述べられているように、不快なことについて慣れるという内容。「このアルバムは、私が時に抑圧しようとしてきた、私の性格の一見バラバラな側面をひとつにまとめたものです」とガヴァンスキーは声明で語る。
「How to Feel Uncomfortable」