アトランタのラッパー、JIDは 「30 Freestyle」と銘打たれたニューシングルで新年のスタートを切った。この曲は、グリセルダ所属のコンダクター・ウィリアムス、クリスト、タネ・ルノがプロデュースした。この曲でJIDは、彼の唯一無二のフリースタイルのフローを披露し、ラップしている。ソウルミュージックのサンプリング/チョップを配したバックトラックに合わせて、JIDが挑発的なフロウを披露する。
アルバムの前にテープを落とすんだ、お前らのほとんどは味覚を失っている/しかし、俺は猟犬のように失われた偉人たちの匂いを嗅ぎまわっているところ/俺が本当に誰なのか、詐欺師なのか、それとも偽物なのかを見極めようとしている/そいつはゲームか神の門のどちらかで道を見つけるだろう。
新曲を宣伝するインスタグラムの投稿で、JIDは今年を通じて新曲をドロップすることを確認した。アトランタを拠点に活動するラッパーは、X/Twitterの別の投稿を介して「練習のためにフリースタイルを始めたんだ。普段はペンでリリックを書くことが多いんだけど、この曲では一行一行書くのをやめて、自分を試すためにあまり時間をかけずに書いたんだ」とコメントしている。
JIDは昨年8月に待望の来日公演を行っている。最新作は2022年の最新アルバム『Forever Story』。さらにコラボレーターとしてミック・ジェンキンスの最新作『Patience』に参加している。本作は2023年のMusic Tribuneのアルバム・オブ・ザ・イヤーに滑り込みで選ばれている。
J.I.D 最新アルバム『The Forever Story』