©Danielle Neu |
元ソニック・ユースのKim Gordon(キム・ゴードン)がセカンド・ソロアルバム『The Collective』を発表した。2019年の『No Home Record』に続くアルバムは、3月8日にマタドールからリリースされる。このアナウンスと同時にゴードンは、3月21日のヴァージニア州バーリントンでのライブを皮切りに、「The Collective」到着前後に6回のライブの開催を告知している。
キム・ゴードンはプロデューサー、ジャスティン・ライセン(リル・ヤッティー、ジョン・ケイル、ヤー・ヤー・ヤーズ、チャーリーXCX、イヴ・トゥモア)とのコラボレーションを継続し、アンソニー・ポール・ロペスのプロデュースも加わっている。
「BYE BYE」のミュージックビデオは、ココ・ゴードン・ムーアが主演し、写真家で映像作家のクララ・バルザリーが監督、クリストファー・ブラウベルトが撮影を担当した。マタドールによるプレスリリースは下記の通り。
ーキム・ゴードンの『No Home Record』には空間があった。家でもレコードでもなかったかもしれないが、空間があったように記憶している。
大通り、寝室、楽器が演奏され、録音され、声とその発声が、それらの空間を通り抜けようとしていた。
私たちは、そこで出会い、ギターが鳴り、シンバルの音が鳴り響き、音楽を奏でた。私たちは耳を傾け、壁に背を向け、夜の街をそぞろ歩いた。
キム・ゴードンの言葉が私たちの耳に、彼女の目が、彼女が見ていた、彼女が知っていた、彼女が覚えていた、彼女が好きだった。私たちはどこかに移動していた。家の記録はない。引っ越しだ。
今、私は『The Collective』を聴いている。次いで考える。この空間はどうしてこうなったのか? そして彼女はどう扱ったのか?
それは分裂し、きらめき、墜落し、燃えた。ここは暗い。目を開けたまま君を愛せるか? 身体のない合成音声に取り憑かれる。
投影の飛行機・・・。鏡はあなたの銃を奪い、曲のエコーは、限界にありながら、決して行き場を失わず、その雰囲気の一部ともなり、彼女をして言わしめるように、「フェードインとフェードアウトを無限に繰り返す」。我らそのものを削り、刳り取る。傷つけ、そして削り取る。記録された放射の堆積物・・・、層・・・、採掘・・・、ねじれ・・・、屈折・・・。それらすべてがこの音楽を構成している。 ーMatador
アルバム発表と合わせて公開された「BYE BYE」は、新作のリードシングルであるにとどまらず、ゴードンにとってソロ・プロジェクトがどのような意味を成すのかを示唆している。空間を引き裂くかのような苛烈なノイズを聴けば、このプロジェクトが単なる思い出づくりでもなければ、過去に関する甘い回想ではないことは瞭然だ。そして、それはジョン・ケールが最新のソロ・アルバムで示したように、現代のニューヨークの最もアバンギャルドなアプローチでもある。
写真家で映像作家のクララ・バルザリーが監督、クリストファー・ブラウベルトが撮影を担当したミュージックビデオは下記より。
「BYE BYE」
・「I'm a Man」
キム・ゴードン(元ソニック・ユース)がソロアルバム『The Collective』をリリースする。そのセカンド・シングルをミュージック・ビデオとともに公開した。
映像では、ゴードンの娘ココ・ゴードン・ムーアと共演している。アレックス・ロス・ペリーが監督を務めた。キム・ゴードンの今後のツアー日程は以下の通り。
『The Collective』はゴードンのセカンド・ソロアルバムで、2019年の『No Home Record』に続く作品です。同アルバムと同様、ゴードンは再びプロデューサーのジャスティン・ライセン(リル・ヤッチー、ジョン・ケイル、ヤー・ヤー・ヤーズ、チャーリー XCX、イヴ・トゥモア)とコラボレーションした。アンソニー・ポール・ロペスが追加プロデュースを担当した。
マタドールのプレスリリースでは、アルバムの詳細は次のように説明されている。「ゴードンの直感的な言葉のコラージュとフックのあるマントラは、コミュニケーション、商業的昇華、感覚の過負荷を呼び起こす」
「I'm a Man」
・ 「Psychedelic Orgasm」
©Danielle Neu |
元ソニック・ユースのキム・ゴードンは、今週金曜日(3月8日)のリリースに先駆けて、ニューアルバム『The Collective』の最新曲「Psychedelic Orgasm」を公開した。これでリリース前の先行シングルが出揃った。
『The Collective』はゴードンのセカンド・ソロアルバム。2019年の『No Home Record』に続く作品。同アルバムと同様、ゴードンは再びプロデューサーのジャスティン・ライセン(リル・ヤッチー、ジョン・ケイル、ヤー・ヤー・ヤーズ、チャーリー XCX、イヴ・トゥモア)とコラボレーションした。アンソニー・ポール・ロペスが追加プロデュースを担当した。
マタドールのプレスリリースでは、アルバムの詳細はこう説明されてます。「ゴードンの直感的な言葉のコラージュとフックのあるマントラは、コミュニケーション、商業的昇華、感覚の過負荷を呼び起こす」
Vice Cooler監督によるミュージック・ビデオが公開された。以下より御覧下さい。
「Psychedelic Orgasm」
・アルバムのレビューは以下よりお読み下さい:
Review - Kim Gordon 『The Collective』
Kim Gordon 『The Collective』
Label: Matador
Release: 2024
Tracklist:
1. BYE BYE
2. The Candy House
3. I Don’t Miss My Mind
4. I’m a Man
5. Trophies
6. It’s Dark Inside
7. Psychedelic Orgasm
8. Tree House
9. Shelf Warmer
10. The Believers
11. Dream Dollar
Pre-order:
https://kimgordon.ffm.to/thecollective
・ Kim Gordon " The Collective Tour"
・3/29 Ventura Music Hall, Ventura CA
・3/30 The Fillmore, San Francisco CA