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伝説のブリティッシュ・シューゲイザー、RIDEがニューアルバム『Interplay』を発表し、そのファースト・シングル「Peace Sign」を公開した。『インタープレイ』は3月29日に発売される。
『Interplay』は、2017年の『Weather Diaries』と2019年の『This Is Not a Safe Place』に続く、2014年の再結成以来バンドにとって3作目のアルバムとなる。ライドはリッチー・ケネディとともにアルバムをプロデュース、クラウディウス・ミッテンドルファーがミックスを担当した。
代表作『Nowhere』に象徴されるように、シューゲイザーとストーン・ローゼズのマンチェスターサウンドを継承するサウンドを特徴とするRIDEではあるが、アルバムのリードシングルはブリティッシュビートへ回帰を果たしている。意外なほどにシューゲイズ色は感じられない。むしろそのアプローチには、UKのオリジナルパンクのようなプリミティヴな響きが込められている。
RIDEは1988年にオックスフォード結成された。以後、マンチェスター・サウンドの後の時代をリードしている。バンドは、90年代にシューゲイズの象徴的な存在とみなされ、Slowdiveとともに依然として高い人気を博している。バンドは、ギタリスト/ヴォーカリストのアンディ・ベルとマーク・ガーデナー、ドラマーのローレンス・"ロズ"・コルバート、ベーシストのスティーヴ・ケラルトと、四十年近く経過してもオリジナルラインアップで活動を続けている。
フロントマンのアンディ・ベルは、プレスリリースで『Interplay』について次のように語っている。「このアルバムの制作には長い時間がかかった、その間、バンドは多くの浮き沈みを経験したんだ」
ニュー・シングルについてベルは、「『ピース・サイン』は、2021年の初めにマークスのOX4スタジオでレコーディングされたジャムから始まった。僕らはそれを "Berlin "と呼んでいて、最初はドラムにロズ、ベースにスティーヴ、そして僕は、プロフェット5のシンセをフィーチャーしていた。約半年後、私は録音を手に入れ、それを曲の形にした。歌詞は、先見の明のあるフリークライマー、マルク・アンドレ・ルクレールを描いた『アルピニスト』という映画にインスパイアされた。曲の制作が終わった直後、私は次のように絶賛していたのを覚えている」
「Peace Sign」
RIDE 『Interplay』
Label: Wichita/PIAS
Release: 2024/03/29
Tracklist:
1. Peace Sign
2. Last Frontier
3. Light in a Quiet Room
4. Monaco
5. I Came to See the Wreck
6. Stay Free
7. Last Night I Came
8. Sunrise Chaser
9. Midnight Rider
10. Portland Rocks
11. Essaouira
12. Yesterday Is Just a Song