Ethel Cain(エセル・カイン)がパレスチナのための9分に及ぶ新曲「من النهر」(直訳すると「川から」)をSouncloudで発表した。以下よりご視聴ください。
デビューアルバム『Preacher's Daughter』は2022年にリリースされた。昨年、彼女はヴィヴァ・メリンコリヤの「222」にバッキング・ヴォーカルで参加。
エセル・カインはインスタグラムで、次のようにコメントを記している。
「2023年10月以来、イスラエルの占領下、3万人のパレスチナ人が殺され、そして、75年前に占領が始まって以来、数え切れないほど多くのパレスチナ人が殺戮された。その3分の1以上が子どもたちだった。何百万人ものアメリカ人がスーパーボウルを観戦する中、我々の政府は、ガザのパレスチナ人にとって最後の避難所となるはずだったラファ(ガザ)への攻撃に資金を供与したのだ」
「アメリカ政府は大量虐殺に加担している。これを人道に対する罪としない方法はない。私たちが個人としてできることは、パレスチナ人が私たちに心から求めていること、つまり、見て見ぬふりをせず、パレスチナの人々に何が起こったのか、そして、現在なにが起こり続けているのかを正確に記憶することなのだ。この歌は、彼らのための祈りである。神はすべてのパレスチナ人男性、女性、子供とともにおられる」