オリヴィア・ロドリゴの''Guts World Tour''がパームスプリングスで幕開け

Guts World  Tour


2024年の注目のアクトはオリヴィア・ロドリゴの『Guts』ワールド・ツアー。今年最もホットなチケットのひとつと言われていたが、先週金曜日にカルフォルニアのパーム・スプリングスでワールドツアーが幕を開けたとき、観客の期待は裏切られなかったというのが総意のようだ。とくにステージ演出のスケールが群を抜いており、エラス・ツアーに匹敵すると断言しよう。


パームスプリングスの公演での22曲のセットリストでは、ロドリゴの最大のヒット曲だけでなく、彼女の2枚目のアルバムでありツアー名にもなっている『Guts』の赤盤からの「シークレット・トラック」であるObsessedのようなディープなカットも演奏された。


ロドリゴは昨年、『Obsessed』はセント・ヴィンセントことアニー・クラークと一緒に作った曲であることを明かしており、彼女がギターでこの曲を演奏する際、カスタムメイドの紫色のミュージック・マン・セント・ヴィンセント・ゴールディ・シグネチャー・モデルを取り出し、友人に敬意を表したのはふさわしいことだった。


パフォーマンス後、クラークは自身のインスタグラム・ストーリーでロドリゴを称賛した。「オリヴィア、ガッツ・ツアー初日を楽しませてくれたわ。「パープルのカスタムSTV Goldieを弾いている!ギター。とても誇らしい!!」



Obsessedとセント・ヴィンセントの参加について、ロドリゴはVariety誌に次のように語っている。「ちょっとロックで楽しい曲だよ。友人のアニー・クラーク(セント・ヴィンセント)と一緒に作った。わたしは彼女を人として尊敬しているし、わたしの音楽的ヒーローのひとりなのです。そしてこの曲は、とても錯乱した、怒れる女の子のような曲で、わたしはそれが好きなんです」





アニー・クラークは昨年、彼女にバラエティ・ストーリーテラー賞を贈った際、ロドリゴを喜んで称賛した。「オリビアは私にとって、なんと言ったらいいのか...。貴重な天使のマフィンちゃんのようです。彼女は衝撃的な才能があり、とても賢く、そして私にとって最も重要な組み合わせ、好奇心旺盛で親切なのです」


ロドリゴとクラークはまだステージを共にしていないが、『Guts』ツアーは8月中旬まで続くので、ゲスト出演のチャンスは十分にある。パームスプリングスのステージのセットリストは以下の通り。