Ibibio Sound Machine、 新作アルバム『Pull The Rope』を発表 5月3日にMergeからリリース

 

©Matilda Hill-Jenckins

 

アフロ・ビートとエレクトロを融合させる多国籍のグループ、Ibibio Sound Machine(イビビオ・サウンド・マシーン)が次作『Pull The Rope』を発表した。2022年の『Electricity』に続くこのアルバムは、Mergeから5月3日にリリースされる予定。


「”Got to Be Who U Are”は、私たちを結びつけるものは、私たちを隔てるものよりも強いという考えについて歌っている」とバンドはプレスリリースで説明している。

 

私たちを隔てる場所や物事は、信じられているほど重要ではない。自分が誰であるか、何であるかに幸せと誇りを持とう。


音楽的には、この曲は伝統的なアフリカのムビラのパートでメッセージを述べて始まり、同じようなヴォーカルになり、今度はエレクトロニック・ダンス・ヴァイブになる。

 

サビの中で出てくる "スルレレ、イサレ・エコ、イコイ、ヤバ "という場所はすべて、イーノ・ウィリアムズが育ったナイジェリアのラゴスにある地域だ。音楽の異なる部分は、まったく異なる音を使っているにもかかわらず、つながっており、世界中を移動する人々や、どこにいても場所と人の根本的なつながりを象徴している。

 

 

「Got to Be Who U Are」



ロンドンは、スペシャルズを筆頭に、1970年代から人種を越えたグループを輩出してきた。音楽という言語は国境を超えざるを得ないことを考えると、Ibibio Sound Machineはエズラ・コレクティヴのように、音楽の持つ本来の意義を呼び覚ます重要なグループだ。それはかつてアフリカの一地域でとどまっていたアフロビートが世界的な音楽と認められるようになった証拠でもある。



Ibibio Sound Machine 『Pull the Rope』


Label: Merge

Release: 2024/05/03

 

Tracklist:


1. Pull The Rope

2. Got To Be Who U Are

3. Fire

4. Them Say

5. Political Incorrect

6. Mama Say

7. Let My Yes Be Yes

8. Touch The Ceiling

9. Far Away

10. Dance in the Rain