©︎Alex Da Corte |
NYのシンセポップのスターシンガー、St.Vincent(セント・ヴィンセント)が次作アルバム『All Born Screaming』を発表した。ヴァージン・ミュージック・グループから4月26日にリリースされる。
『Daddy's Home』に続くセルフ・プロデュース・アルバムには、デイヴ・グロール、ケイト・ル・ボン、ジャスティン・メルダル=ジョンセン、ジョシュ・フリース、ステラ・モグザワ、レイチェル・エクロス、マーク・ギリアナ、デヴィッド・ラリッケが参加。リード・シングル「Broken Man」は、アレックス・ダ・コルテ監督、フィラデルフィアで撮影されたミュージック・ビデオとともに到着した。アルバムのアートワークとトラックリストは下記を参照のこと。
『All Born Screaming』は、アニー・クラーク自身がセント・ヴィンセントのアルバムを初めてプロデュースし、シアン・リオダンがミックスを担当した。ロサンゼルスのCompound Fractureスタジオ、ニューヨークのElectric Lady、シカゴのスティーヴ・アルビニのElectrical Audioでレコーディングされた。
「感情的に、自分の心が本当は何を言っているのかを知るために、一人で森の中を長く歩かなければ辿り着けない場所がある」と彼女はプレスリリースで語っている。「それが本物であるからこそ、本物らしく聞こえるのです」
レコーディングに関して、アニー・クラークは次のように語った。「このアルバムは、ポスト・ペスト・ポップだと思いたいし、天国と地獄、つまり比喩的な表現が多い。スタジオに一人で何時間も座っているのは地獄の一種と言えるから」
彼女は、このアルバムにはデイヴ・グロールーとケイト・ルボンをレコーディングに招聘すると語っている。さらに、70年代と80年代に通じるアナログ・シンセとギターロックのアプローチが強いと付け加えた。「最も苛烈なサウンドであると同時に、サウンド的に開花していると思う。杭を打つような、意図的なサウンドだと思う」
クラークは新作アルバムについて、彼女のキャリアの中で "最も笑えないアルバム "だとユーモアを交えて語っている。「前作では、私は多くの痛烈なユーモアとウィットをもってタフなテーマにアプローチしていました。このアルバムは、よりダークでハードで、骨格に迫っている」と。
「Broken Man」-Lead Single