アラバマ州出身のフォークシンガー、ケイティ・クラッチフィールドことWaxahatchee(ワクサハッチー)は、3月22日にANTI-からニューアルバムをリリースする。そのセカンド・シングル「Bored」のミュージック・ビデオを公開した。コルベット・ジョーンズとニック・サイモナイトが監督した。クラッチフィールドと彼女のバンドがバーで演奏するシーンがメインとなっている。
クラッチフィールドはプレスリリースで "Bored "について次のように語っている。 「曲を書くときの私のコンフォート・ゾーンは、悲しみや心痛といった感情のスペクトラムのどこかにあるという気がする。幸せなところから書くのは怖くて。切実すぎるし。怒りはさらに怖い。Bored」は、怒りが必要とされ、自分が経験していることについて書く唯一の正真正銘の場所だった、そんな状況について書いた。それは私にとって挑戦であり、'Bored'はその結果でもある」
ワクサハッチーは以前、MJ Lendermanをフィーチャーしたアルバムのファースト・シングル「Right Back to It」を公開した。
『Tigers Blood』は、『Saint Cloud』に続く作品。2022年、クラッチフィールドはジェス・ウィリアムソンと組み、Plains(プレインズ)を結成し、デビューアルバム『I Walked With You A Ways』をANTI-からリリースした。
この新作には、フィルとブラッド・クックに加え、スペンサー・トゥイーディーも参加している。テキサス州国境の町トルニロにあるソニック・ランチでレコーディングされた。ブラッド・クックがプロデュース。
ニューシングルはお馴染みのアメリカーナをベースとして、ロック寄りのアプローチが選ばれている。バンドとしてのセッションの醍醐味がミュージックビデオからも伺いしることができる。
「Bored」