ジェイムス・ブレイク ストリーミングサービスの対抗策を近日中に発表か


先週、ジェイムス・ブレイクは一連のツイートを投稿し、アーティストが音楽で生計を立てる上で直面する困難をめぐる様々な問題を取り上げた。


ブレイクは、業界の経済モデルがミュージシャンを支援するのに十分な役割を果たしていないと主張した。「ストリーミング・サービスは適切な報酬を支払わないし、レーベルはこれまで以上に大きな分け前を欲しがり、ただ座ってバイラルになるのを待つだけで、TikTokは適切な報酬を支払わないし、ツアーには法外な費用がかかるようになっている」


週末、ブレイクは再び投稿し、フォロワーに「同じような考えを持つ人たちと素晴らしい会話を交わしている」と伝え、最初のツイートで取り上げた問題に対する「素晴らしい解決策にたどり着いた」と語った。


詳細は不明だが、9日後の3月20日に発表があるという。ブレイクが何に取り組んでいるのかはまだ明らかになっていない。


Twitterユーザーは、「ストリーミングサービスから離れることが答えではないと思う。プラットフォームと協力して音楽を消費する新しい方法を導入することで、解決策を見つけたと言ってほしい。さらにお金を払う犠牲の上に、プレイリストやすべてのデータを放棄する人はいないのだから」と反論する。


また、ブレイクにストリーミング・プラットフォームから楽曲を引き揚げ、Bandcampのみでリリースするよう求める声もあり、大物アーティストが率先して取り組むことで、業界全体の変化を促すことができると主張している。


「洗脳が功を奏し、今や人々は音楽は無料だと思っている」とブレイクは以前のツイートで述べている。「質の高い音楽を求めるなら、誰かがそれにお金を払わなければならないんだ」とした上で次のように述べた。


「業界はめちゃくちゃで、ミュージシャンは誰よりも大変な目に遭っているんだ。ストリーミングに支配される前、そして僕らに隠れてこのような怪しげな取引が行われる前にこの世界に入れたことは、とても幸運だった」