Hinako Omori、ジョー・ゴダードによるリミックス「cyanotype memories」をリリース

 


ロンドンを拠点に活動するエレクトロニック・コンポーザー、Hinako Omori(大森日向子)が昨年のフルアルバム『stillness,softness』の収録曲「cyanotype memories」のジョー・ゴダードによるリミックスをリリースした。ジョー・ゴダードはHot Chipのメンバーとしても活動している。

 

このボーカル曲で、アーティストはシアノタイプ印刷にテーマを置き、内的な静けさを探求していた。


「cyanotpe memories」は、大森曰く「私たちの内なる静けさに再びつながり、戻り、未知のものに身を委ねることをテーマにしています。しかし、自分の内なる羅針盤を信じるとき、物事は最も美しく、予期せぬ方法で私たちに明らかにされる」


ゴダードのリミックスによって、原曲よりもBonoboふうにリメイクされ、ダンサンブルで親しみやすいナンバーに生まれ変わった。アーティストは間もなくテキサスの音楽フェス”SXSW”に出演する。

 

   

「cyanotype memories」- Joe Goddard Remix


 

大森は自分の音楽について深く考え、リスナーに惜しみなく提供する作曲家である。横浜で生まれ、3歳の時に渡英、ロンドン在住。クラシックピアノから音楽の道を歩み始め、後にサウンド・エンジニアとしての訓練を受け、アナログ・シンセ(「a journey...」ではProphet 08とMoog Matriarchを使用)を扱うようになった。
 

ソロ作品をリリースする以前には、Kae Tempest、Georgia、EOBなど、著名なミュージシャンのツアーに参加したり、レコードに参加したりしてきた。バイノーラル・フィールド・レコーディング、アナログ・シンセサイザー、拡張されたヴォーカルで全世界を表現する「a journey...」のビジョンを顕在化させるスキルの基盤となるのはサウンド・エンジニアリングの仕事である。