現在、最新アルバムのツアーを行っているニューヨークのソングライター、MitskiがSpotify Singlesシリーズの新曲を発表した。
そのうちの1曲は、ピーター・ラファージュが書いたがピート・シーガーが広めた「Coyote, My Little Brother」のカバーである。もう1曲は、ミツキの7枚目のスタジオ・アルバム『The Land Is Inhospitable And So Are We』に収録されている「Buffalo Replaced」の新曲だ。
スポティファイ・シングル・バージョンの「Buffalo Replaced」では、貨物列車の鳴き声が、長い間姿を消していたバッファローの振動に置き換わっている。
"ここでは、希望そのものが擬人化され、眠っている生き物に擬人化され、この曲の語り手は、彼女がいなければ人生はもっと楽になるのだろうかと考える"
ミツキの『The Land Is Inhospitable And So Are We』ツアーはシカゴで再開され、3月21日から24日まで4公演行われる。シカゴ公演と同時に、ミツキはHere On Earthを発表した。書店''Exile In Bookville''とのコラボレーションによるシカゴ・ギャラリーとポップアップ・ショップ。この4日間のポップアップでは、フォトグラファー、Ebru Yildizのキュレーションによる『The Land Is Inhospitable And So Are We』の写真セレクションが展示される。
Spotifyのストリーミングはこちらから。
最新作 『The Land Is Inhospitable And So Are We』は、旧来のシンセ・ポップのスタイルから脱却を試み、ポピュラーミュージックの流れに変化を及ぼした。アーティストはアメリカのルーツに迫り、カントリー、フォーク音楽のスタンダードを映画音楽やポップ、ミュージカルと結びつけた。後半部では特に日本的なルーツに迫る箇所があった。アルバムの収録曲でハイライトでもある「My Love All Mine」はストリーミングでも好調な再生数を記録した。リリース後、Clairoがこの曲をカバーした。