Into It. Over It.  『Interesting Decisions: Into It. Over It. Songs 』を5月3日にリリース スピリットや単独シングルに加え、未発表曲を収録


シカゴのエモコアバンド、Into It. Over It. は新作アルバム『Interesting Decisions: Into It. Over It. Songs 』を発表した。2007年にエヴァン・ワイスを中心に結成され、エモ/インディーロックバンドとして日本でも根強い人気を誇る。昨年、バンドは大阪と東京で来日公演を行った。

 

このアンソロジーには、彼らがスプリットや単発リリースで発表した曲に加え、3曲の新曲を収録している。発表と合わせてシングル「Bandelier」を含む三作のシングルがリリースされた。以下からチェックしてみよう。


「'Bandelier'はニューメキシコにあるバンドリエ国立州立公園を訪れたことを歌っている」エヴァン・ワイスは声明の中で述べている。

 

「失われた古代文明の中をハイキングできる。かつて人々の住居だった岩の中を這うことができるんだ。風と水によって削られた空間は、何千年もの間、この土地に住む先住民の住居として生き続けてきた。それは美しい。歩いたり探検したりするいたるところで、気配を感じられた」

 

「私たちはマイホームを購入して間もなく、ここで新しい年を迎えた。私たちがいなくなった後、どんな人たちが私たちの家を通るのだろうと考えていた。私たちのことをどう思うか? 私たちの存在を感じるだろうか? そう思ううちに時間はどんどん過ぎていった」

 

ニューアルバムについて、エヴァン・ワイスは次のように説明している。


「フィギュアの作曲とリリースを終えて、アダムと私はIOIの現在のラインナップ(私、アダム、ジョー・ジョージ、マット・フランク)を固めることができた」

 

「ケミストリー、信頼、創造性は、これまでのどのラインナップでもこれほど自然でポジティブなものはなかったんだ。自分とドラマーだけでなく、グループでクリエイティブなプロセスがどのように機能するかを確かめるには、今がベストなタイミングじゃないかと考えていた。フィギュアの作曲セッションで書き留めたアイデアや断片から曲を作り始めたんだ。1曲が2曲になり、2曲が4曲になった。やがて私たちのプロセスはダイヤル式になっていった」


「アダムと私はIOIとのクリエイティブな関係を定義していたけれど、マットとジョーは、IOIの作曲にはなかったスタイルと視点を音楽にもたらしてくれた。これらのレコーディングで、私たちがどれだけ楽しんでいるか分かってもらえると思う。それぞれのテイストが曲に反映されているのが。そして私たち全員が実験しているのがね。自分らしくアイディアを試す。IIOIの寿命が尽きようとする今の時点で、作家としてミュージシャンとして自分たちをプッシュし続けながら、最も純粋な自分たちでいることほど、クリエイティブで楽しいことはないと思うんだ」

 

 

 

 

『Interesting Decisions: Into It. Over It. Songs』 (2020 – 2023) 



Label:  Storm Chasers LTD/Big Scary Monsters

Release: 2024年5月3日

 

 

Tracklist:


1. A Trip Around The Sun

2. My Goddamn Subconscious

3. The Focus. The Compass. The Contract In Hand.

4. Akron, OH

5. The Car’s Still Running Out Front

6. Home Is The Gift

7. New Addictions

8. The Designated Place At The Designated Time

9. Miyajima, JP

10. The Captain Setting Course From Where We Met

11. Bandelier