METZ、今週発売の次作アルバム『Up On Gravity Hill』の最終プレビュー「Superior Mirage」を配信

 

©Vanessa Heins


METZはカナダのパンクシーンを担う存在である。2012年からSUB POPに所属し、在籍13年目に差し掛かろうとしている。彼らのガレージテイスト漂うロックは、現代的なポスト・パンクと結びつき、唯一無二のサウンドに組み上がる。しかし、その中にハイヴズのようなプリミティブなロックの魅力があることは、旧来のファンであればご承知と思われる。METZはアレックス・エドキンス、ヘイデン・メンジーズ、クリス・スロラッチから構成されるトリオだ。

 

バンドは、今週金曜日にSUB POPからリリースされるニューアルバム『Up On Gravity Hill』に先駆けて、最終のプレビューシングル「Superior Mirage」を配信した。この作品は、前作「99」、「Entwined (Street Light Buzz)」、「Light Your Way Home」に続く。ジョン・アンドリュースが監督したミュージック・ビデオも公開された。以下よりチェックしてみよう。


フロントマンのアレックス・エドキンスは声明の中で述べる。「この曲は僕らにとって間違いなく新しい領域で、実現できたサウンドが本当に大好きだ。Linn Drumと自家製サンプルをブレンドして、このアドホックなジャンクヤードドラムサウンドを作ったんだ。バック・ビートを曲の特徴にしようとした。サビの盛り上がりもかなり大きい。ギターの壁で横殴りにしたかった」 

 


「Superior Mirage」