Clairo(クレイロ)、 三作目のアルバム『Charm』を発表  レオン・ミッシェルズとの共同プロデュース 日本盤CDで発売

©Lucas Creighton

 

2018年頃からベッドルームポッの象徴的なシンガーとして活躍し、そして現在では現代のインディー・ポップシーンを代表するアメリカ生まれのシンガー・ソングライター/マルチプレイヤー/プロデューサー、クレイロ(Clairo)が3枚目のスタジオ・アルバム『Charm』の制作を発表した。

 

2021年の『Sling』に続くこのアルバムは、7月12日にVirgin Recorrdsからリリースされます。並みいるアルトポップシンガーとの格の違いを見せつけるハイクオリティのリードカット「Say To Someone」はアルバムの良好な出来栄えを想起させる。(ストリーミングはこちらから)


2019年のデビュー作『Immunity』でロスタム・バトマングリイ、続く『Sling』でジャック・アントノフと共同制作をした後、クレイロは、エル・ミッシェルズ・アフェアのレオン・ミッシェルズと『Charm』を共同プロデュースした。彼女は、ニューヨークの2つのスタジオ、クイーンズのダイアモンド・マインとショーカンのアレア・スタジオでライブ・レコーディングを行った。


当初、録音は、ライヴ演奏からテープへトラックダウンされ、ファンクレジェンドのシャロン・ジョーンズやザ・ブラックキーズ等と仕事をしたことがあるプロデューサーのLeon Michelsが厳密なアナログ・レコーディング手法にこだわった形で作業が進められ、完成した。

 

今作『Charm』は、クレイロにとって日本盤CDにてリリースされる初のアルバムでもある。

 

ハリー・ニルソン(Harry Nilsson)やブロッサム・ディーリー(Blossom Dearie)などの、壮大で洗練された音楽に魅了されたクレイロは、20世紀のレコーディング技術を活かし、なるべくデジタル時代の陳腐化した音にならないよう最新の注意を払いながら制作に取り組んだという。初めて生の楽器のサウンドを2021年に発表した『Sling』に収録した中、今作でも再度その手法を取り込みながらも、ホルン、木管楽器、ヴィンテージ・シンセサイザーが印象を強め、同時に、リズミカルな楽曲である。デビュー作『Immunity』を思い出させる内容となっている。

 

 

「Say To Someone」



Clairo 『Charm』



2024年7月12日発売予定
国内盤内容:SHM-CD仕様/歌詞対訳付予定
品番:UICB-1026/税込価格 : 2,860円 Virgin Music


Tracklist:

1. Nomad
2. Sexy to Someone
3. Second Nature
4. Slow Dance
5. Thank You
6. Terrapin
7. Juna
8. Add Up My Love
9. Echo
10. Glory of the Snow
11. Pier 4

 

 

Clairo Biography:




1998年、アメリカ生まれのシンガー・ソングライター/マルチプレイヤー/プロデューサー。本名:Claire Cottrill。2017年、寮にいる間にセルフプロデュースした楽曲「Pretty Girl」のビデオが一気にネットでバイラルヒットを巻き起こし、2018年の最も注目すべき新人として名が挙がった。

2018年にTyler, The Creatorや、Dua Lipaの北米ツアーのオープニングアクトを務め、KhalidがClairoの楽曲「Bags」をカバーしたことが話題になった他、Khalidのツアーのオープニングアクトにも抜擢。

2019年にリリースされたデビューアルバム『Immunity』には元Vampire WeekendのRostamが共同プロデューサーとして参加し、Pitchfork、The Guardian、Noisey、NME等の海外メディアはアルバムを大絶賛。そして2021年にはJack Antonoffと共同プロデュースを行った2ndアルバム『Sling』をリリースしている。