Fontaines D.Cがザ・トゥナイト・ショーに出演  ''Starbuster''をパフォーマンス


Fontaines D.C.が昨夜(5月7日)、ジミー・ファロン主演のザ・トゥナイト・ショーに出演し、最近のシングル「Starburster」をライブパフォーマンスした。この曲は次作アルバムに収録されている。2022年の『Skinty Fia』に続くアルバムは、XL Recordingsから8月23日にリリースされる。


Fontaines D.Cはアイルランドのミュージックシーンを代表するバンドで、来日公演も行なっている。最新作をリリース後、メンバーのプライベートのこともあり、バンドは少しお休みしていた。一方、ボーカルのグリアン・チャッテンだけは、昨年、フォークミュージックを中心とするアルバムをリリースしている。


バンドは今年に入り、XL Recordingsとライセンス契約を交わし、再出発。プロジェクトの手始めとなるのが今夏にリリースされる『Romance』である。新作について、グリアンは日本の漫画/アニメ「AKIRA」にインスピレーションを受けたと語っている。


Fontaines D.Cの音楽性についても若干の進化の過程が見出せる。これまではヘヴィーなポストパンクが彼等の特徴であった。ニューシングル「Starbuster」ではより一層ダンサンブルな音楽性が強まった。メロトロンの導入については盟友マーダー・キャピタルからの影響なのか。ボーカルループをかけたりと、サウンド面での工夫が加わっている。その他、スポークンワードに近いグリアンのボーカルスタイルはファンテインズD.Cの新たなストロングポイントになりそうだ。ドラマティックな音楽性が加わったことで、今度は少しカサビアンに近づいてきている!?