Lunar Vacation(ルナー・バケーション)   新作アルバム『Everything Matters, Everything's Fire』を発表 9月13日にリリース

©Violet Teegardin


ジョージア州アトランタのインディーロックバンド、Lunar Vacaton(ルナー・ヴァケイション)はニューアルバム『Everything Matters, Everything's Fire』を発表した。

 

最初の発表に合わせて、俳優/ミュージシャンのフィン・ウォルフハードが監督したリードシングル「Set the Stage」のビデオが公開された。


「前作は、超プロデュースされ、手入れされていた」 ギター&ヴォーカルのマギー・ジーズリンは声明で述べている。「今回のアルバムはオーガニック。私たちはミスを受け入れることにした」


「この曲は、私が初めて誰かのことを書いて、その人に送ったラブソング。そんなことをするのはこれが最初で最後」

 

「Set the Stage」について、Grace "Gep" Repasky(グレース・レパスキー)は次のように声明で語っている。

 

「愛は本当に奇妙なことをさせる。曲を完全に実現するためには、私のほうで説得をこころみる必要があった。でも、それこそバンド仲間と音楽を作ることの醍醐味でもあるんだ。彼らは理性の代弁者で、私は彼らを信頼しています。おのずと、一旦それらの障壁がなくなると、私達は燃え上がり、悲しくアコースティックなデモの雰囲気は今のようなモンスターに変化しました」

 

ミュージックビデオを手掛けたフィン・ウォルフハードは、「『Set the Stage』を聴いた時、雰囲気のあるサウンドに心を奪われました。フィードバックとドローンのギターは、暗くて豊かな環境を想像させたんだ。レパスキーの美しいメロディーは、明るさと陽気さをもたらして暗さを相殺する。つまり目標は、そのメロディーをダンスに反映させることだった」と述べている。

 

ニューアルバム『Everything Matters, Everything's Fire』はKeeled Scalesから9月13日にリリースされる。

 

 

 「Set the Stage」



 

 

Lunar Vacationにはユニークな結成秘話がある。高校在学中の2016年、グレースとマギー・ジースリン(Maggie Geeslin)が「バンドを始めるべき」と教師に勧められて結成された。以後、ジョン・マイケル・ヤング(John Young)とコナー・ダウド(Connor Dowd)とジャムり、彼らをグループに招き入れ、最初のライナップが固まった。

 

2017年、キーボード奏者が脱退した後、彼らはマッテオ・デルルジオ(Matteo DeLurgioを)採用。2017年、『Swell』というタイトルの1st EPを発表。2018年、2nd EP『Artificial Flavors』を発表した。



2019年、ジョン・マイケル・ヤングはバンドを離脱し、ソロに転向した。2021年、バンドはデビュー・アルバム『Inside Every Fig Is A Dead Wasp』をKeeled Scalesからリリースした。アルバムは、Grouploveのダニエル・グリーソンがプロデュースを手掛けている。現在は、マイケル・ヤングの後任メンバーとして、ベン・ウルカン(Ben Wulkan)が加入している。

 

 

Lunar Vacation  『Everything Matters, Everything's Fire』

Label: Keeled Scales

Release:2024年9月13日

 

Tracklist:


1. Sick

2. Set the Stage

3. Tom

4. Erase All the B’s

5. Bitter

6. Fantasy

7. Just for Today

8. Better Luck

9. You Shouldn’t Be