米国のシンガーソングライター、Meernaaがニューシングル「Make It Rain」をリリースした。シンセによるホーンセクションとピアノを含めるクラシカルなポップソング。ビリー・ジョエルの古典的なバラードソングをアメリカーナと融合させ、ロマンティックな雰囲気を作り出す。シークエンスの途中に取り入れられるエレクトリックピアノがR&Bのメロウなテイストを醸し出す。
この曲では、ローレル・キャニオンのタッチ、シンセのウォッシュ、ピアノを軸にしたシャッフルするようなソウルフルな曲が展開され、カーリー・ボンドの蜜のようなヴォーカルが曲を時代を超えた琥珀色に染める。
ソングライターのカーリー・ボンドは次のように説明している。『Make it Rainは、自分が完全な自分でないこと、あるいは憂鬱な時期に解離することを認め、猶予を与え、それが過ぎ去ることを自分に思い出させることについて歌っていると思う」
ミールナーは、ネオ・ソウル、クラシックR&B、インディー・ポップの情熱的な側面を参照し、セード、ケイト・ル・ボン、ミニー・リパートン、トーク・トークなど様々な影響を受けたソングライター、カーリー・ボンドの薄暗く器用なボーカルと、官能的で技術的に洗練された楽曲を特徴にしている。
ミールナーの作品を通して、カーリー・ボンドは、中毒や喪失といった重いテーマを愛というシンプルなレンズで捉えている。2023年にはフルアルバム『So Far So Good』をリリースした。今年に入り、疎遠になった人との思い出を込めた単独のシングル「A Promise」を発表している。
「Make It Rain」