Envy、四年ぶりの新作アルバム『Eunoia』を発表 Temporary Residenceから10月11日にリリース

Envy
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東京の伝説的なポストハードコアグループ、envyが新作アルバム『Eunoia』をTemporary Residence/Pelagicから『Eunoia』にリリースする。メンバーチェンジを経て6年、そして4年ぶりのフルアルバム。この発表に合わせてファーストシングル「Beyond the Raindrops」が公開された。

 

従来のような音響系のポストロックを基調にしているが、この曲では以前のようなシャウトはない。2011年を期に、静謐な印象を持つポストハードコアにシフトチェンジした。バンドは前作EPで少し寄り道をしたものの、音楽的なコンセプトは現在もなお健在と言えるだろう。


バンド結成30年の節目を越えて、envyが9枚目のスタジオ・アルバム『Eunoia』を携えて帰ってくる。深淵な感情の深みと、ますます多彩になる(そして無尽蔵とも思える)アイデアの源泉を凝縮させた『Eunoia』は、envyの信じがたい長いキャリアの中で最も効率的にインパクトを及ぼすアルバム。


2018年に大きなメンバー変更があり、envyの存続が危ぶまれたが、その代わりに大きな成長を促し、この新ラインナップでの2ndアルバムでバンドを再活性化させた。結成メンバーで主要なソングライターを務める河合信賢は次のように説明する。


「アルバム制作のコンセプトは、自分たちの無力さに正直に向き合うことでした。わずかな希望を探して、日々の生活から得た感情を日記のように記録していく。曲の説明を抜きにしても、テツの歌詞は本当に素晴らしく、作品に深みを与えている。メンバーの顔ぶれが変わってから6年が経ちましたが、良い信頼関係が作品に色濃く反映されています」 


envyは、日本のハードコアシーンにとどまらず、文字通り音楽のサブジャンル全体に強い影響を及ぼしたアンダーグラウンドな存在である。彼らの創造的で文化的な影響力は否定できない。そのレガシーは結成最初期に固められた。


『All The Footprints You've Ever Left and the Fear Expecting Ahead』、『Dead Sinking Story』、『Insomniac doze』、『Reciation』といったバンドのランドマークであり、象徴的な日本のポストハードコアの傑作を経て、30年以上経った今でも新境地を開拓し続けている。この事実は、envyがユニークで並外れたパワーを持つ証でもある。『Eunoia』はそのパワーと影響力が今なお健在であることを示す。

 

 

「Beyond the Raindrops」




Envy 『Eunoia』- New Album


 

Label:  Temporary Residence/Pelagic

Release: 2024年10月11日 


Tracklist:


1. Piecemeal
2. Imagination and Creation
3. The Night and the Void
4. Beyond the Raindrops
5. Whiteout
6. Lingering Light
7. Lingering Echoes
8. January's Dusk


Pre-order:


https://orcd.co/envy-eunoia


日本盤のご予約:


https://ultravybe.lnk.to/eunoia