Dinosaur Jr. announces 15th anniversary expanded reissue of 2009 album "Farm"
J マシスとルー・バーロウ擁するダイナソーJr.が2009年にリリースしたアルバム『Farm』の15周年記念エクスパンデッド・リイシューを発表した。海外盤が8月16日にjagujaguwarからリリースされる。
ダイナソーJr.が再結成されたとき、その結成と伝説的な解散から20年以上を経て、心配されたのは、彼らがバック・カタログを売りさばき、昔のショーをマーケティングの仕掛けとしてツアーに連れ出しているだけではないかということだった。
しかし、2007年にリリースされた『Beyond』は、そのような詮索好きなファンに対して、マーシャル主導の「F**K YOU!」という心のこもった答えを与えてくれた。
続いて発表された『Farm』は、J・マスシス、ルー・バーロウ、マーフのオリジナル・ラインナップによる9枚目のフルレングス・アルバムで、2007年にリリースされた『Beyond』に続く作品。『Dinosaur』、『You're Living All Over Me』、『Bug』という最初の3枚の傑作アルバムで確立された刺激的なサウンドを取り戻し、バンドは偉大なロックバンドの地位を不動のものにした。
『Farm』は、ダイナソーJr.が時代を超越した爽快なロックミュージックを奏でることができると対外的に示したものである。実際的にこのアルバムはダイナソーJr.の特徴的なパレットを包括している。
歪んだギター、揺るぎないフック、蜂蜜のように豊かなメロディー。ある時は70年代のギター・エピック、また、ある時は、ジョニやニールとともに小川のせせらぎを聴くのに最適な収録曲。頭の中にすっと入ってきて、そこに留まり、楽しく跳ねまわる。耳を引く「Plans」は7分近いクラシック・ロック。さらに「I Don't Wanna Go There」はジェイムス・ギャングやハンブル・パイのようなストレートアヘッドな歌声、無愛想なリード・ギターがミックスされている。
『Farm』の拡張デラックス・エディションには、「Houses」、「Whenever You're Ready(The Zombies Cover)」、「Creepies" (Instrumental)」、「Show」が収録されている。これまでヴァイナルにプレスされることもなく、世界中でリリースされることもなかった幻の未発表曲。新たな拡張版のデラックスエディションは、ヘヴィーなマシスのファンにとって垂涎の的となるだろう。