-King Gizzard & The Lizzard Wizzard-  26作目のスタジオ・アルバム『FLIGHT b741』を発表 先行シングル「Le Risque」の映像が公開

King Gizzard & The Lizzard Wizzard
©︎Maclay Heriot

キング・ギザード&ザ・リザード・ウィザード(King Gizzard & The Lizzard Wizzard)がソーシャル・メディアで待望の26枚目のスタジオ・アルバム『FLIGHT b741』を発表した、発売元は p(doom)ーー最近設立されたインディーズ・レーベルーーから8月8日にリリースされる。

 


『Flight b741』の発表時には先行シングルは発表されないとのことだったが、正式な発表後に、「Le Risque」の映像が公開された。


ガイ・タイザック監督のコメント付き。「この素晴らしい格納庫にアクセスできたのは超ラッキーだった。この曲が選ばれたのは、ギズのほとんどのメンバーが歌うパートがあったからで、楽しくて止まらないペースでマイクが回されるのが楽しみだった。この日は、私たちが手に入れたいものが超ぎっしり詰まっていて、手を抜きたくなかった。私たちのクルーはタイトだったし、ギズのみんなはショーのやり方を知っている。時間に追われ、一日中トイレにも行けなかったよ」


このアルバムについて、バンドのフロントマンのステュー・マッケンジーは「原始的で、本能的で、もっと "直感的 "なものを作りたかったんだ。楽しいものを作りたかった」と述べている。

 

「このアルバムは、僕たちにとって最も共同作業的なアルバムでもあるんだ。共同作業は部屋の中で行われ、自由で、みんなが曲やアイデアを持ち寄った。そして、できるだけ多くのリード・ヴォーカリストを起用し、これは私のパートで、私のアイデアだった。このアルバム全体がそれを中心に作られている。結局、バッキング・ヴォーカルと追加レコーディングをたくさんやったんだけど、そういう雰囲気を出すために、みんな部屋で2、3本のマイクを囲んだんだ」

 

「どの曲にも、そしてアルバム全体にも大まかなテーマはあったんだけど、マイクを渡したら、あとは歌う人次第だった。誰かが自分のバースを書いてデモで歌い、それが次の人のパートにインスピレーションを与える。だから、お互いにリフし合っていた。リリックは、かなり内省的なものばかりで、とても楽しいんだけど、かなりヘビーなことを歌っていることも多い。おそらくいつもより深く普遍的なテーマを歌っていると思う。SF的なレコードじゃなくて、人生について歌っているんだ」



「Le Risque」- Best New Tracks



キング・ギザードは、長らくライブバンドとしてメタル、ハードロック、そしてサイケを飽くなき探究心で渉猟してきた。2022年、フルアルバムを立て続けに発表し、多作なサイケロックバンドとしての地位を獲得。2023年のプロジェクト『The Silver Cord』では、エレクトロなロックへと作風を転化させ、その音楽性の間口の広さでファンに少なからず驚きを与えた。およそ10ヶ月、キング・ギザードの熱狂的なファンは次作を待ち望んでいた。バンドは「この作品には本当に一生懸命取り組んできた。みんなに聴いてもらえるのが楽しみだ!」 と述べている。


キング・ギザード・アンド・ザ・リザード・ウィザードの最後のアルバムは2023年の『The Silver Cord』

 

 


King Gizzard and the Lizard Wizard  『FLIGHT b741』



Label: p(doom)

Reelase: 2024年8月8日

 

Tracklist:


1. Mirage City

2. Antarctica

3. Raw Feel

4. Field of Vision

5. Hog Calling Contest 

6. Le Risque

7. Flight b741

8. Sad Pilot

9. Rats In The Sky

10. Daily Blues