ロンドンを拠点とするエクスペリメンタルロックバンド、Man/Woman/Chainsawがファットポッサムと契約
ロンドンを拠点とするバンド、Man/Woman/Chainsawが、ファット・ポッサム・レコードとの契約を発表した。ビリー・ワード(ヴォーカル、ギター)、エミー=メイ・エイブリー(ヴォーカル、キー/シンセ)、ヴェラ・レッパネン(ヴォーカル、ベース)、クリオ・スターウッド(ヴァイオリン)、ローラ・チェリー(ドラムス)を擁する実験的な5人組ロックバンド。
M/W/Cはノイズやパンクを通過し、ストリングスを含めるオーケストラからの影響を活かしている。シンセやキーボードを使用し、冒険心に富み、静と動を生かした精彩感溢れる音楽のストーリーを描く。
ライブでも人気の「Ode To Clio」は、ペースを変え、予想外のものを生み出す彼らの能力を表現している。ストリングスを活かした静かで美しいミニマルミュージックの立ち上がりから、プログレ的な展開を描き、この曲はパンクやメタル性を活かしながら驚くべき着地点を見出す。
「この曲を書くのに1年かかったんだ。その間に出会った人々や人間関係を無意味にコラージュしたもので、穏やかなものから波乱に満ちたものまで、クリオの包括的なヴァイオリンのメロディがすべてを支えているんだ」とバンドは説明する。
16歳でデビューし、3枚のシングルを自主制作して以来、Man/Woman/Chainsawはロンドンで最もエキサイティングで予測不可能な若手アーティストのひとりとして、喜びと混沌を等しく融合させながら、その地位を確立してきた。
昨年の「What Lucy Found There」でブレイクした彼らは、先日100回目のギグを迎え、今年11月8日にデビューEPをリリースする。
イーストボーンのエコー・ズー・スタジオでギラ・バンドのダニエル・フォックスと録音したこのEPは、シネマティックなアレンジの中に不協和音が散りばめられている。ビリー・ウォードは、彼らのソングライティングのプロセスについて次のように語っている。「僕たちは、きれいな音と騒々しい音の間の細い線で生きていて、しばしばこの2つの間を飛び越えようと試みる」
「Ode To Clio」
Man/Woman/Chainsaw 『Eazy Peazy』
Label: Fat Possum
Relase: 2024年11月8日
Tracklist:
1. The Boss
2. Sports Day
3. Maegan
4. Ode To Clio
5. Grow A Tongue In Time
6. EZPZ