【New Release】 Pom Pom Squad- 新作アルバム『Mirror Starts Moving Without Me』を発表   City Slangから10月25日に発売

 

©Bao Ngo


ヨーロッパは、ドイツを始め、魅力的なライブ市場を抱える地域として注目を浴びている。そして古くから音楽の都でもあるドイツのレーベルは、なにもECMやBMGだけというわけではない。最近、ベルリンのCity Slangは良質な作品を立て続けにリリースし、現在最も乗りに乗っているレコード会社である。同レーベルは、King Hannah、Los Bitchosのニューアルバムに続いて、かなり派手なリリースを控えている。ニューヨークの”Pom Pom Squad”のセカンドアルバムだ。

 

前作『Death of a Cheerleader』で、耳の早い音楽ファンの注目をひきつけることに成功したPom Pom Squadは、セカンド・アルバムでより内的なテーマを織りまぜている。『Mirror Starts Moving Without Me』では、新しいステップへ挑戦を試みており、「バンドは自分たちに課せられた期待を激しく否定し、自分自身のアイデンティティの限界を自己検証するような作品群を届けている...。その前に、自分たちを閉じ込めるあらゆる壁に巨大なハンマーで殴りかかる」という。



「壁を破る」という次なる段階を象徴付けるセカンドアルバムは、ミア・ベリンを中心とするバンドが従来のコンフォートゾーンから離れることを意味する。どこに着地するのか、もしくは着地しないのか。そしてどれくらいの影響力を得るのだろう。最初のアルバム発表では、トラウマを乗り越えて成長する姿をスラッシュのように表現した 「Spinning」がリリースされた。


ポム・ポム・スクワッドのフロントマン、ミア・ベリンは声明を通じて次のようにこの新曲について述べている。「この曲は、私が過去の辛い記憶と向き合い、それがどのように私の未来を形作ってきたかを学んだ瞬間を表している。

 

「それを受け入れることで、自分の中にもっと自由と許しを見つけることができた。2021年の『Death of a Cheerleader』に続くこの作品は、先月リリースされた「Downhill」ですでにプレビューされている。ミア・ベリンは、「私は、自分の性格の相反する側面の間の押し引きについて考えていた。野心的であることは、時に自己破壊的であることのように感じることがあった」

 

 

 「Downhill」

 

 

 

アルバムのリリース発表と合わせて、セカンドシングル「Spinning」が本日公開された。フロントパーソンのミア・ベリンとベンジャミン・リーバーが監督したミュージックビデオも公開された。


「この曲は、私が過去の辛い記憶としっかりと向き合い、それがどのように私の未来を形作ってきたかを学んでいた瞬間を表しています」と、ベリンは「Spinning」についての声明の中で語った。「それらを受け入れることで、自分の中にもっと自由と許しを見つけることができた」

 

「アルバムの歌詞の多くは、自分自身を観察/分析することに関係しているので、何かのために監視室の設定を作りたいと思ったの。"Spinning "のビデオでは、本当に楽しいホームベースになったわ」


アルバムの制作について、ベリンは次のように語っている。


「このアルバムでは、若い頃の自分から多くのインスピレーションを得た。自分のクリエイティブなルーツに戻りたかった。ライターのブロックが特にひどかった時、子供の頃から大人になるまで、ずっと好きだった曲のプレイリストを作ることに挑戦しました。それは思いもよらない形で私を癒してくれた。スタジオに入る前に、バンドメンバーとコーディにも同じことをさせた。『Mirror』のセッションを通して、私たちは皆、自分たちのプレイリストを参考にした」

 

 

 「Spinning」- Best New Tracks

 



「Spinning」のミュージックビデオについて、バレンは語った。「アルバムの歌詞の多くは、自分自身を観察/分析することに関係している。”Spinning"のビデオでは、本当に楽しいホームベースになった」

 

 Pom Pom Squadの2ndアルバム『Mirror Starts Moving Without Me』はCity Slangから10月25日に発売される。

 

 

Pom Pom Squad  『Mirror Starts Moving Without Me』

Label: City Slang

Release: 2024年10月25日

 

Tracklist:


1. Downhill

2. Spinning

3. Street Fighter

4. Everybody’s Moving On

5. Villain

6. Running From Myself

7. Messages

8. Montauk

9. Doll Song

10. Tarot Interlude

11. The Tower