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Porridge Radio(ポリッジ・レディオ)はブライトンの次世代のインディーロックシーンを象徴付ける存在と言っても過言ではない。この海辺の都市から毎年のように魅力的なバンドが出てくるのは事実だが、いよいよ国内にとどまらず、海外にも彼等の名を轟かせる時期が近づいている。
ポリッジ・レディオは、フロントウーマンのダナ・マーゴリン(vo,g)を中心として、2015年にブライトンで結成された。
2016年に『Rice, Pasta And Other Fillers』でデビューを果たした後、2020年の2ndアルバム『Every Bad』がPitchforkのベスト・ニュー・アルバムに選出されるなど多くのメディアで高い支持を得て、マーキュリー賞にもノミネートされた。2022年5月に3rdアルバム『Waterslide, Diving Board, Ladder to the Sky』をリリースしている。
ニューアルバム『Clouds in the Sky They Will Always Be There for Me』は彼らのキャリアを決定付ける作品となるだろうか?
どうやらこの作品は、様々な外的な環境に翻弄されることなく、普遍的な自信を持つことについてのテーマが含まれている。
「『Sick Of The Blues』は、傷つき、心に穴が空いたとしても、他の誰かではなく、自分自身が幸せの源泉であることを思い出すこと。十分に混乱させられた後、コントロールを取り戻したくなる。私はただそれを手放したいと思い、それに蝕まれるのを止めたかった。シンプルで、楽しんで、起こりうるすべての良いことを思い出したかった。何も深刻に考えず、完全に愛すること...。友人たちと楽しみ、トンネル・ビジョンを取り除き、自分の人生に再び恋をしてみたい」
ニューアルバムはドム・モンクスがプロデュースし、2024年の初めにイギリスのフロムでレコーディングされた。「ドム(・モンクス)は、その感覚を伝える方法を知っていた」とマーゴリンは語った。
「そして、ドム(・モンクス)はその感覚を伝える方法を知っていた。バンドとしての私たちのフレンドシップと、一緒に演奏することを学んだ方法についての何かを的確に捉えている。多くのことを教えてくれたわ。自分の直感にとことん従うこと、友人とその忠誠心を信じること、人ときちんと喧嘩して、それでも一緒に戻ってこられる自分を信じきること。なぜなら、レコードを作ることが私の人生であり、仕事が私の遊びであり、仕事こそが私の人生だからだ」
『Waterslide, Diving Board, Ladder to the Sky』はSecretly Canadianから10月18日にリリースされる。
「Sick Of The Blues」
Porridge Radio 『Waterslide, Diving Board, Ladder to the Sky』
Label: Secretly Canadian
Release:2024年10月18日
*収録曲は未公開