来月、Aran Sparhawk(アラン・スパーホーク)はミミ・パーカーの喪失感から生まれたソロ・アルバム『White Roses, My God』をリリースする。スパークはセカンド・シングル 「Get Still」を公開した。以前としてLowの代名詞であるスロウコアからの影響もあるが、それは亡き妻へのレクイエムのようなもので、全体的にはシンセサイザーをベースにしたインディーロック風のアプローチが敷かれている。
「Can U Hear 」と同様、深いサブベース、エレクトロニック・ドラム、オートチューニングされたアラン・スパーホークの声など、合成音で構成されている。メロディーの中に、ローの美しさの亡霊を聴くことも無理難題ではないだろう。スパーホークは、ロウの後期のレコードのエレクトロニックな探求を理屈抜きに押し進め、その過程で奇妙で力強いものを見出している。
何十年もの間、アラン・スパーホークとその妻ミミ・パーカーは、偉大なアメリカン・インディ・ロック・バンドのひとつであるLowのクリエイティブ・コアだった。2年前、パーカーは癌との闘病の末に他界した。
アラン・スパーホークの新作アルバム『White Roses, My God」はSUB POPから9月27日に発売予定。
「Get Still」