【New Release】 Dawes(ドーズ) 2年ぶりの新作アルバム『Oh Brother』を発表 10月11日に発売 先行シングル「House Parties』のMVが公開

Dawes ©Jon Chu

テイラー/グリフィン・ゴールドスミス兄弟からなるロサンゼルスのフォーク・ロックバンド、Dawes(ドーズ)が新作アルバム『Oh Brother』を発表した。国内盤CD、及び輸入盤CD/限定LPで今年10月に発売される。

 

ドーズは近年、日本でも知名度を着実に高めている。フジロック”Field Of Heaven"のトリを任されたほか、単独公演も大絶賛だった。彼らの渋さのあるキャッチーなロックは、年齢を問わず、そして、それほど洋楽に詳しくない人々にいたるまで、幅広いリスナーに支持されるはずだ。 

 

『Oh Brother」は、テイラー/グリフィン・ゴールドスミス兄弟だけで制作された。15年に及ぶ彼らの音楽的な関係をより深める作品である。テイラーがギター/ヴォーカルを担当、そしてグリフィンがドラムを担当し、ライブレコーディングされた後、ツアーギタリストのトレヴァー・メニア、そして長年の共同制作者として知られるマイク・ヴィオラと共同プロデュースで制作された。

 

昨晩、フルアルバムの9曲を試聴してみたが、ウェスト・コーストロックとフォーク・ロックというゴールドスミス兄弟の持ち味が最大限に発揮されている。渋さと親しみやすさを兼ね備えた良作の登場である。

 

『Oh Brother』の前半部はウェストコーストロックを中心に収録されている。The Byrds等の70年代のUSロックを、 Bon Iver以降のモダンなテイストを持つ作風に置き換えている。他方、アルバムの後半部では、カントリー/フォークをベースにしたロックサウンドが展開され、全体的に幅広いサウンドが楽しめる。また、AOR/ソフト・ロックなど80年代のロックサウンドからの影響も感じられた。特に、アルバムの中盤の収録曲にハイライトがあり、聞きどころたっぷりのロックアルバムとなりそうだ。

  

アルバムの発表と合わせて、先行シングル「House Parties」のミュージックビデオが公開された。こちらも下記よりチェックしてみよう。



 「House Parties」

 

 

 

Dawesの三作目のアルバム『Oh Brother』は10月11日にDead Ringersからリリースされる。

 

 

 Dawes  『Oh Brother』



アーティスト : Dawes (ドーズ)
タイトル : Oh Brother (オー・ブラザー)
発売日 : 2024年10月11日
レーベル : Dead Ringers

<国内流通盤CD>
品番 : AMIP-0366
バーコード : 4532813343662
店頭価格 : 2,500円(税抜)

<輸入盤CD>
品番 : DRR013
バーコード : 617308081268
卸価格 : 1,490円(税抜)

<輸入盤LP>
品番 : DRR013LP-C1
バーコード : 617308081251
卸価格 : 2,990円(税抜)
*限定Turmeric Vinyl
 
 
 
Dawes:
 
 
LAを拠点とするテイラー (ギター、ボーカル) とグリフィン (ドラム、ボーカル)のゴールド スミス兄弟によるバンド。2009年にアルバム『North Hills』をATOからリリースしてデビュー する。その後に8枚のスタジオアルバムに2枚のEP、そしてライブアルバムをリリースしている。
 

『All Your Favorite Bands』が米ビルボード・フォーク・アルバム・チャートで1位、ロック・ア ルバム・チャートで4位を獲得するなど世界的にも大きな評価を受けている。ジャクソン・ブラ ウン、ジョン・フォガティらのバック・バンドやボブ・ディランのツアー・サポートを務めるなど卓 越した演奏力も魅力のバンド。2022年にはフジロックのField of Heavenのトリを務め会場 を盛り上げた。2023年には初の単独公演を行うなど日本にも熱狂的なファンを持つ。