ロンドンのシンガー・ソングライター、Liza Lo(リザ・ロー)  デビューから三作目のシングル「What I Used To Do」をリリース

 

ロンドンを拠点に活動するプロデューサーでシンガー・ソングライターのリザ・ローが、「A Messenger」「Confiarme」に続くサード・シングル「What I Used To Do」を発表した。

 

リザ・ローのシングルは、見知らぬ本に出会い、そのページを一枚ごとめくるような楽しさがある。次に何が起こるかわからないし、それぞれ各章ごとに違うストーリーが綴られている。前2作は、アコースティックギターを元にしたナンバーで、メディエーションからネオソウル風のフォークというふうに異なるテイストがあったが、三作目の「What I Used To Do」はインディーポップ風のシングルで、ドラムのアップテンポなビート、シンセリードが織り交ぜられ、楽しく軽妙な感覚が押し出されている。

 

ビーバドゥービー(UK)、ジュリア・ジャックリン(AU)、メン・アイ・トラスト(CA)など世界的なインディーポップシンガーからインスピレーションを受けたというリザ。そのサウンドは、穏やかなフォーク風のインストゥルメンテーションとインディー・ポップがクロスオーバーする場所にある。オランダでの作曲キャンプで生まれたこのニュー・シングルは、カントリー調の温かみのあるコード進行とレトロ・ポップ調のシンセとベースに乗せ、リザが情熱的なヴォーカルを歌う。従来で最もフックの効いた作品で、彼女のサウンドの新たな広がりを示す。

 




同楽曲の制作プロセスについて、リザは次のように語っている。「私たちは、親しみがありながらも新鮮で、ちょっとパンチのある曲を書きたかったの。一緒に制作したHebe VrijhofとWouter Vingerhoedenと3人で、自分達が影響を受けたアーティストについて話し始め、クレイロ、クレオ・ソル、ディジョンなど様々なアーティストの話をしたわ。この曲のヴァースは、晴れた日にリビングルームでまどろみから目覚めたような感じにしたかったの。

 

 時代が変わり、自分が変わり、成長することで、過去や古い自分を手放すことができる。魔法のような空間が生まれることを思い出させてくれる、自分自身への楽しい小さな手紙のような曲にしたかった。すべてを深刻に受け止めず、ただ変化を受け入れるようにと、やる気を起こさせるために書いた曲なの。人生のとある1日の、良い雰囲気に焦点を当てた、完璧な主人公のフィーリングが込められているわ」


そしてリザは7月にリリースした「Confiarme」のパフォーマンス動画も公開した。こちらも下記より。


「Confiarme」


Liza Lo 「What I Used To」- New Single

Label: Gear Box (London/Tokyo)

Release: 2024年8月29日


ストリーミング: https://bfan.link/what-i-used-to-do



バイオグラフィー:

 

スペインとオランダで育ち、現在はロンドンを拠点に活動するシンガー・ソングライター、プロデューサー、ミュージシャン。親密で詩的な独自の音楽世界を創り出す彼女は、ドーター、マロ、ビリー・マーティンなどからインスピレーションを受け、生々しいヴォーカルと誠実なソングライティングで聴く者を内省と静寂の世界へと誘う。

 

最新EP『flourish』は、Spotifyの「New Music Friday UK」、「NL」、「BE」にセレクトされ、「the most beautiful songs in the world」プレイリストでも紹介された。今年5月にGaerbox Recordsと契約し、これまでに「A Messenger」「Confiarme」「What I Used To Do」の3曲のデジタル・シングルをリリース。現在は、西ロンドンのスタジオ13で、ジョン・ケリー(ポール・マッカートニー、ケイト・ブッシュ)とバンドと共にアルバムの制作に取り組んでいる。