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シカゴのソングライター、Tasha(ターシャ)がニューシングル「So Much More」をリリースした。「The Beginning」と「Michigan」に続く三作目のシングルとなる。
インディーロック調のイントロからハイパーポップ風のアンセミックなサビに繋がっている。現代の後期資本主義の中で、欠乏感に意識を向けるのではなく、本質的な豊かさを思い出すことの重要性が歌われている。
アルバムのタイトル曲「So Much More」は、恐れや自暴自棄になるのではなく、豊かさのマインドセットを持ち続けることを自分に思い出させることを歌っている」とターシャは声明で説明している。
「今あるものに感謝しながら、これからもっと良いことが起こる可能性を信じるということについて。私がそれに目を向け、心を開いているとき、不思議と美しさと愛があふれている。資本主義は欠乏マインドを糧とし、失うこと、欠乏すること、あるいは、誰かが自分より「多く」持っていることを恐れ、持っているものを内側にため込むことを奨励している。しかし、この曲は(そして、実際アルバム全体についても)、エンディングの「あなたはこれだけでなく、もっと多くを手に入れることができる」という宣言において、その考え方に抵抗している」
ミュージックビデオでは、ターシャがシカゴのマーケットのような場所で弾き語りをする姿が収録されている。映像では、原曲の開放的な感覚と開けていくようなイメージが上手く演出されている。
Tashaの新作アルバム『All This And So Much』はBayonetから9月20日に発売が予定されている。
「So Much More」