©Jessie Cowan |
Epitaphが送り出す若きティーンネイジャー・パンクバンド、The Linda Lindasは、学校の授業や宿題の合間にソングライティングやライブ活動をこなし、若きパワーでパンクシーンに活力をもたらす。パンクバンドという触れ込みで紹介されるが、ロック性に魅力があるのは明らかだ。
米国のテレビ番組への出演、サマーソニックへの出演等、国内外問わずワールドワイドな活躍をする。デトロイトのNikki & Corvettes、ニューヨークのBlondie、ロサンゼルスのL7といった新旧のガールズバンドの系譜に属するリンダ・リンダズは、商業音楽のライオット・ガールとしての重要な一面を受け継ぎながら、軽快なカルフォルニアのパンクサウンドのおおらかさで包み込む。そのキャッチーなソングライティングは幅広い年代層のリスナーに支持されている。
デビュー・アルバムでの初々しさや衝動性、そして荒削りさは、続くセカンド・アルバムでは「パンクバンドとしての大胆不敵さ」に変化するかもしれない。少なくとも、四人組が新しいフェーズに差し掛かったことを意味している。今年の秋に発売される次回作『No Obligation』からのセカンドシングル「Yo Me Estreso」は、ウィアード・アル "ヤンコヴィックをアコーディオンでフィーチャーしている。リンダ・リンダズらしいフックがあり、そして骨太なギターリフに加えて、彼女たちのもうひとつのルーツであるスペイン語のシラブルを交えて、ワルツのリズムをベースに、ティーンネイジャーらしい楽しさをロックソングにより全身全霊で表現する。
「"Yo Me Estreso "は、いつもストレスがあり、いつも不安で本当は怒っていないのに人が怒っていると思っていることについて。この曲は、コリージョス・トゥンバドス、バンダ、デュランゲンセを聴いてインスピレーションを受け、それを自分たちのパンク・スタイルで作った」という。
The Linda Lindasの次作アルバム『No Obligation』は10月11日にエピタフからリリースされる。
「Yo Me Estreso」