Kendrick Lamer(ケンドリック・ラマー)、2025年2月のスーパーボウル・ハーフタイムショーに出演予定

 


ドクター・ドレーとエミネムの2022年スーパーボウル・ハーフタイム・ショーにスペシャルゲストとして出演したケンドリック・ラマーが再び、2025年2月9日にニューオーリンズのシーザース・スーパードームで開催される試合中盤のスペクタクルのヘッドライナーを務める。このショーはFOXで生放送され、ジェイ・Zとロック・ネイションがプロデュースし、6年目を迎える。


「ラップ・ミュージックは今でも最もインパクトのあるジャンルだ。その理由を世界中に思い出させるために、僕はそこにいる」とラマーは語り、ジェイ・Z、ジェシー・コリンズ、そしてスヌープ・ドッグ、エミネム、メアリー・J・ブライジ、50セントといったゲストと共に、2022年の番組でエミー賞の優れたライブ・バラエティー・スペシャル部門を受賞した。


今度のショーは、ラマーと長年のコラボレーターであるデイヴ・フリーのpgLang社がクリエイティブ・ディレクターを務める。エミー賞3部門にノミネートされ、1億2930万人の平均視聴者数を記録したスーパーボウルLVIIIでのアッシャーの出演に続くものである。


アメリカンフットボールのプロリーグ「NFL」の優勝決定戦であるスーパーボウルは、国内外の観客を多く引きつけ、全米視聴率ランキングを独占。スーパーボウルが開催される2月の第一日曜日は「スーパーサンデー」と呼ばれ、「街に人がいなくなってピザ屋のバイクしか走らなくなる」「ハーフタイムにトイレ休憩の人が殺到し水道管が破裂する」などの都市伝説を中心とした“スーパーボウル現象”が囁かれるほどの人気を誇る。2015年のForbesの発表によると、5億8,000ドルのブランド価値があるとされる。放映権料は各テレビ局が年間約10億ドルを支払うと言われている。レギュラーシーズンの各試合、プレイオフなども含めた試合の放送に対して、NFLに決められた条件で放映権料を支払う。テレビ中継の視聴率は、40%以上を記録する。